更新日:2026年3月13日
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春季休暇中は、行楽や帰省等の人々の移動の活発化に加え、入学や就職等の新たな生活環境での交流も増えることから、地域を超えた感染症の広がりに特に注意が必要です。外出や旅行等を控える必要はありませんが、基本的な感染対策を行い、健康に過ごしましょう。
現在、国内では、麻しん(はしか)が例年と比較して多く報告されています。令和8年3月11日時点で大分市内の患者発生の届出はありませんが、今後、諸外国を推定感染地域とする輸入事例や、国内におけるイベントなど不特定多数が集まる場所での感染が懸念されるため、感染症対策へのご理解とご協力をお願いいたします。
また、海外渡航の予定がある方は、厚生労働省のウェブサイト等を参考に渡航先の感染症の流行状況を確認するとともに、渡航前に必要な予防接種を受ける等の対応を検討してください。帰国後は、健康状態に注意し、体調がすぐれない場合は、事前に渡航歴等の情報を医療機関へ連絡したうえで受診しましょう。
春季休暇中においても、以下の4つの対応を軸に感染予防に取り組みましょう。
1.「体調おかしいな?」は休んで感染の拡大防止!
2.その場に応じて、マスクや咳エチケット!
3.常時、または、こまめな換気!
4.手洗いや手指消毒をしっかりと!
麻しんは、感染力が非常に強い感染症で、麻しんウイルスの感染によって引き起こされます。感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、10~12日の潜伏期を経て、発熱、せき、全身性の発しん、結膜充血等の症状が出現します。また、肺炎や脳炎などの合併症を引き起こすこともあります。麻しんに対する免疫がない方が患者と接触すると、ほとんどの方が麻しんにかかります。
麻しん患者と接触した方は、発病までの期間を考慮し、接触後最大21日間の健康観察が必要です。症状や経過から麻しんが疑われる場合は、事前に医療機関にその旨を連絡し、マスクの着用を徹底いただくとともに、周囲の方へ感染を拡げないよう、公共交通機関の利用を避けてください。
なお、麻しんに対する免疫は持っているものの免疫が不十分な方が感染した場合、軽症の麻しんを発症することがあり、修飾麻しんと呼ばれています。これは潜伏期間の延長、高熱が出ない、発熱期間が短いなどの特徴が見られ、典型的な麻しんに比べて、感染力は弱いと言われています。
麻しんは空気感染するため、手洗いやマスクのみでは防ぐことができません。予防接種によってあらかじめ麻しんに対する免疫を獲得しておくことが最も有効な予防方法です。
定期予防接種(第1期:1歳児、第2期:小学校入学前の1年間の幼児)がまだの方は、予防接種を受けましょう。定期予防接種について、詳しくは下記をご参照ください。
自身の予防接種歴を確認し、接種を受けていない予防接種がある場合は、予防接種を受けることを検討してください。
帰国後に発熱・発しん等の症状が出現した場合は、必ず事前に医療機関へ連絡し、マスクを着用して受診してください。なお、移動の際は周囲の方への感染を拡げないよう、公共交通機関の利用は避けてください。
また、海外で感染症にかからないようにするために、感染症に正しい知識と予防方法を身につけましょう。厚生労働省のホームページも参考にして、渡航先の感染症流行状況の把握や必要なワクチン接種を行う等の対応を講じましょう。