更新日:2024年1月31日
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季節性インフルエンザは流行性があり、日本では、例年12月~3月が流行シーズンですが、今年は通年で流行期となっていますので、発生動向調査を注視しながら対策に心がけてください。予防するために、以下の点を心がけましょう。
インフルエンザとは、インフルエンザウイルスによる呼吸器感染症です。1~3日の潜伏期間の後、38度以上の発熱、頭痛、咳、咽頭痛、筋肉痛などが主な症状です。
感染経路は、主に感染者の咳、くしゃみなどによって放出されたウイルスを、鼻腔や気管など気道に吸引することによる飛沫(ひまつ)感染ですが、ウイルスが付着した手で物に触れ、他の人がそれを触り口や鼻を触ることによる接触感染もあります。
外出後、食事前後などこまめに手洗い・手指消毒をしましょう。
体の抵抗力を高めるために、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を日頃から心がけましょう。
インフルエンザワクチンを接種することで、人の免疫機能を利用し、ウイルスに対する抗体をつくって、重症化を防ぎます。高齢者や基礎疾患のある方は、重症化する可能性が高いと考えられますので、かかりつけ医等と相談しましょう。
一般的に、インフルエンザ発症前日から発症後3~7日間は鼻やのどからウイルスを排出するといわれています。そのためにウイルスを排出している間は、外出を控える必要があります。
排出されるウイルス量は解熱とともに減少しますが、解熱後もウイルスを排出するといわれています。排出期間の長さには個人差がありますが、咳やくしゃみ等の症状が続いている場合には、不織布製マスクを着用する等、周りの方へうつさないよう配慮しましょう。
現在、学校保健安全法(昭和33年法律第56号)では「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児にあっては、3日)を経過するまで」をインフルエンザによる出席停止期間としています(ただし、病状により学校医その他の医師において感染のおそれがないと認めたときは、この限りではありません)。
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