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更新日:2025年1月16日

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感染症発生動向情報

2025年第2週 1月6日~1月12日分 

大分市感染症発生動向(第2週)(PDF:1,354KB)

インフルエンザの患者報告数は46.12でした。前週より減少していますが、警報レベルが続いており、引き続き注意が必要です。

 インフルエンザは、インフルエンザウイルスによって起こる感染症です。

 〈症状〉1~3日ほどの潜伏期の後に発熱(38度以上の高熱)、頭痛、全身倦怠感、筋肉痛、関節痛などが突然現れ、咳や鼻水などの症状がこれに続きます。

 〈経路〉手指に付着したウイルスや、感染者の咳、くしゃみや会話などで生じるウイルスを含んだ飛沫や空気中を漂うエアロゾルが、目や気道の粘膜に侵入することで感染します。

 〈予防〉流水、石けんによる手洗い、咳エチケット(マスク等)を励行し、体の抵抗力を高めるために十分な休養とバランスのとれた栄養摂取、適度な湿度(50~60%)の保持を心がけましょう。

感染性胃腸炎の患者報告数は17.73でした。前週より増加しており、引き続き注意が必要です。

 ウイルス性の感染性胃腸炎は、1年を通して発生しており、ノロウイルスやロタウイルスが原因で起こる疾患です。

 〈症状〉原因となるウイルスなどによって異なりますが、主に嘔吐や下痢、腹痛、発熱などがみられます。

 〈経路〉多くの場合、汚染された水や食品による経口感染や、感染者の嘔吐物や便に触れた手を介して感染します。

 〈予防〉特に調理前・食事前や排便後の手洗いを十分に行い、タオルの共用は避けましょう。

 〈処理〉嘔吐物や便などを処理する際はマスクや手袋を着用し、ペーパータオル等で嘔吐物や便を拭き取り、ビニール袋などに入れしっかり封をして廃棄してください。その後、嘔吐物・便のあった場所と汚れた衣服・物品を消毒液:水500ml+ペットボトルキャップ2杯の塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)で消毒してください。

マイコプラズマ肺炎の患者報告数は5.18でした。前週より増加しており、引き続き注意が必要です。

 マイコプラズマ肺炎は、マイコプラズマによって起こる感染症です。

〈症状〉2~3週間の潜伏期の後に、発熱、全身倦怠感、頭痛などが現れ、最初の症状出現の3~5日後から、乾いた咳が出始め、時間の経過とともに咳は強くなり、解熱した後も3~4週間程度、咳が続きます。

 〈経路〉手指に付着した病原体や、感染者の咳、くしゃみや会話などで生じる病原体を含んだ飛沫が、目や気道の粘膜に侵入することで感染します。

 〈予防〉流水、石けんによる手洗いが基本です。流水と石けんでしっかりと手を洗い、タオルの共用は避け、使い捨てのペーパータオル等を使用しましょう。

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電話番号:(097)536-2851

ファクス:(097)532-3356

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