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更新日:2023年11月30日

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感染症発生動向情報

第19週より新型コロナウイルス感染症が定点報告となりました。

2023年第47週 11月20日~11月26日分  

大分市感染症発生動向(第47週)(PDF:1,363KB)

インフルエンザの患者報告数は43.29でした。前週より増加しています。警報レベルが続いており、引き続き注意が必要です。

インフルエンザは、インフルエンザウイルスによって起こる感染症です。

<症状>  1~3日ほどの潜伏期の後に発熱(38度以上の高熱)・頭痛・全身倦怠感・筋肉痛・関節痛などが突然現れ、咳・鼻水などの症状がこれに続きます。

<経路>  手指に付着したウイルスや、感染者の咳、くしゃみや会話などで生じるウイルスを含んだ飛沫や空気中を漂うエアロゾルが、目や気道の粘膜に侵入することで感染します。

<予防>  流水、石鹸による手洗い、咳エチケット(マスク等)を励行し、体の抵抗力を高めるように十分な休養とバランスのとれた栄養摂取、適度な湿度(50~60%)の保持を心がけましょう。

季節性インフルエンザの予防について(別ウィンドウで開きます)

咽頭結膜熱(プール熱)の患者報告数は6.55でした。前週より減少していますが、警報レベルが続いており、引き続き注意が必要です。

咽頭結膜熱(プール熱)は、アデノウイルスが原因で起こる、小児に多い疾患です。
<症状>   のどの痛み、目の充血が特徴で、高熱が数日続きます。頭痛をはじめ、食欲不振が3~7日続くことがあります。

<経路>   多くの場合、タオルの共用や手指を介した接触により感染しますが、咳やくしゃみなどの飛沫でも感染します。

<予防>  目やにが感染源となるため、ハンカチやタオルではなく、なるべく使い捨てのものでふき取りましょう。手洗いを十分に行い、タオルの共用は避けましょう。

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の患者報告数は4.73でした。前週より減少していますが、警報レベルが続いており、引き続き注意が必要です。

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、A群溶血性レンサ球菌が原因で起こる疾患です。

〈症状〉発熱、のどの痛み、全身倦怠感があり、しばしば嘔吐を引き起こします。

〈経路〉手指に付着した菌や、感染者の咳、くしゃみや会話などで生じる菌を含んだ飛沫や空気中を漂うエアロゾルが、目や気道の粘膜に侵入することで感染します。

〈予防〉流水と石けんによる手洗いやアルコール手指消毒剤の使用を心がけましょう。

ノロウイルスの患者報告数は15.18でした。前週より増加しており、流行発生警報レベル(20.00)に近づいています。

ノロウイルスによる感染性胃腸炎は、11月から3月にかけて多く発生します。

〈症状〉主に嘔吐や下痢、腹痛、発熱などがみられます。

〈経路〉多くの場合、汚染された水や食品にすることによる感染や、感染者の嘔吐物や便を触れた手を介して感染します。また、感染者がトイレの後、しっかり手洗いをせずに、蛇口やタオル、ドアなどに触ると、そこにウイルスが付着し、それを触ることで手について感染することがあります。

〈予防〉特に調理前、食事前や排便後の手洗いを十分に行い、タオルの共用は避けましょう。

〈処理〉嘔吐物や便などを処理する際はマスクや手袋を着用し、ペーパータオル等で嘔吐物や便を拭き取り、ビニール袋などに入れ、しっかり封をして廃棄してください。その後、嘔吐物や便のあった場所と汚れた衣服、物品を消毒液:水500ml+ペットボトルキャップ2杯の塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)で消毒してください。

ノロウイルスによる感染性胃腸炎を予防しましょう(別ウィンドウで開きます)

 

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