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更新日:2023年12月13日

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海外渡航者に対する感染症予防について

 年末年始を控え、人の移動が増えることが予想されます。

 海外では、日本には常在しない感染症や、日本よりも高い頻度で発生している感染症が報告されており、海外滞在中にこれらの感染症への感染を防止するためには、感染症に対する正しい知識と予防方法を身に付けることが重要です。

 海外で注意すべき感染症およびその予防策について以下を参考にし、海外で安全に過ごせるように対策に取り組んでください。

海外へ渡航される方へお知らせ

海外滞在中に感染症にかかることなく安全で快適に過ごすことができるように、海外で注意すべき感染症およびその予防対策について、厚生労働省よりお知らせがあります。

 

渡航前の準備

渡航先の衛生状態、感染症流行状況を知っておきましょう。

感染症の流行状況に応じて、旅行前に予防接種を検討しましょう。特に長期に滞在する場合や、日本では見られない感染症が流行している地域に滞在する場合は接種することをお勧めします。

また、麻しん(はしか)や風しんが流行している国や地域に渡航する際は、あらかじめ麻しんや風しんの予防接種歴を母子手帳などで確認し、これまで罹患したことがない方や2回接種していない方は予防接種を検討しましょう。

旅行中の注意

手洗いをしっかりしましょう

感染症の原因であるウイルスや細菌の多くは、手を介して身体の中に入ってきます。こまめに手を洗うことを心がけ、特にトイレの後や食事の前の手洗いはしっかり行いましょう。

食べ物・飲み物に注意しましょう

水は市販のミネラルウォーターか、一度沸騰させた水を飲みましょう。飲食店では、生野菜や生魚、氷の入った飲み水、カットフルーツなどを避けて、よく加熱された食べ物を選びましょう。提供された(または購入した)食事は長時間放置せず、速やかに食べましょう。
また、殺菌されていないミルクや乳製品を口にすることは避けましょう。

虫に注意しましょう

海外では、蚊やダニなどの節足動物が媒介する感染症も多く見られます。虫に刺されないようにできるだけ虫がいるところを避けるか、虫除け対策を徹底しましょう。具体的な方法として、長袖を着用するなど肌の露出をできるだけ抑える、虫除けスプレー(有効成分DEETを含有するもの)をこまめに使用する、網戸があり空調が完備された宿泊施設を利用する、などが挙げられます。

※虫除けスプレーの航空機への持ち込みについては、各航空会社にご確認ください。

動物に注意しましょう

野生動物はさまざまな病原体を持っていることがあり、咬まれたりひっかかれたりすると感染する恐れがあります。不用意に接触しないようにしましょう。

もし、滞在先で動物に咬まれた場合は、傷口をきれいな水で洗い流し、速やかに医療機関を受診しましょう。

また、野生動物に限らず、飼育動物等に接触した後はしっかり手を洗いましょう。

帰国後の注意

空港や港にある検疫所では健康相談や検査を行っています。帰国時に、発熱や下痢、腹痛などの症状がある場合は必ず検疫所に申告してください。

帰国時に症状がなくても、数日~数週間後に症状が現れることがあります。健康状態に十分留意し、体調が悪化した場合は、速やかに医療機関を受診し、医師に渡航先や渡航期間を伝えてください。

お問い合わせ

福祉保健部保健予防課 

電話番号:(097)536-2851

ファクス:(097)532-3356

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