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更新日:2023年11月1日

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世界エイズデーにあわせたキャンペーンを実施します

レッドリボン12月1日は『世界エイズデー』です。

WHO(世界保健機関)は、1988年に世界的レベルでのエイズまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消を図ることを目的として、12月1日を“World AIDS Day”(世界エイズデー)と定め、エイズに関する啓発活動等の実施を提唱しました。

2023年度キャンペーンテーマ「あなたが変わればエイズのイメージが変わる。UPDATE HIV!」

近年は治療法が進歩しており、HIVの感染に気づき早めに治療をすることで、エイズの発症を防ぐことができるようになってきました。

しかし、現状はそうした変化が正確な情報として十分に伝わっているとは言えず、HIV/エイズについては、原因不明で有効な治療法が無いという過去の認識にとどまっている場合が少なくありません。HIV/エイズに対する社会的な関心が低下したことで、かつて広がったHIV感染への偏見や差別の意識がUPDATE(更新)されないままになっており、そのことがHIV感染を心配する人たちを検査や治療から遠ざけ、また、差別や偏見を招く要因の一つになっているとも言われています。

そこで、今年度の「世界エイズデー」キャンペーンテーマは、社会を構成する一人一人の「あなた」に呼びかける内容となっています。今一度、HIV受検促進や差別・偏見解消のためにも、これを機にHIV/エイズについて知識を身につけてみませんか?

HIVとエイズについて

HIV感染とエイズの違い

  • HIV感染とは…体の中にHIV(ヒト免疫不全ウイルス)が存在している状態をいいます。自覚症状がほとんどないため、本人が気づくことは困難です。
  • エイズ(後天性免疫不全症候群)とは…HIVに感染することで免疫力が低下し、本来であれば自分の力で抑えることのできる病気を発症した状態をいいます。HIVに感染してエイズを発症するまでに数年かかるといわれており、エイズと診断する23の疾患のいずれかに該当しない限り、エイズではありません。

感染経路

HIVの感染力は弱く、性的接触以外の日常生活の中で感染することはありません。そのため、感染者と握手するなどのたんなる接触では感染しません。また、唾液に含まれるHIVはごく微量のため、せきやくしゃみ、飲み物の回し飲みなどでも感染することはありません。

治療

 HIVに感染していたとしても、早期に発見し、治療することができればエイズの発症を防ぐことができます。また、継続して治療すれば平均寿命まで生きられるほど治療は進歩しています。

世界エイズデーにあわせたキャンペーン

J:COMホルトホール大分での展示

エイズに関する啓発ポスターおよび、小・中学生と高校生が思いを込めて一つ一つ手作りしたレッドリボンを飾ったツリーを展示します。ぜひ会場にお越しください。(写真は2019年の世界エイズキャンペーンの様子)

セカイエイズデーキャンペーンカイジョウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

期間

令和5年11月22日(水曜日)正午~12月6日(水曜日)午後3時

場所

 J:COM ホルトホール大分 1階 エントランスホール

関連情報

お問い合わせ

福祉保健部保健予防課 

電話番号:(097)536-2851

ファクス:(097)532-3356

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