更新日:2026年11月1日
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12月1日は『世界エイズデー』です。
WHO(世界保健機関)は、1988年に世界的レベルでのエイズまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消を図ることを目的として、12月1日を“World AIDS Day”(世界エイズデー)と定め、エイズに関する啓発活動等の実施を提唱しました。
「あなたの話を聞かせてください」
HIVとエイズをめぐる状況は、治療や予防の進歩により大きく変化しています。一方で、HIVに関する不安や悩み、検査や治療へのためらい、感染した人々への差別や偏見は、今なお社会の中に存在しています。こうした課題に向き合うためには、最新の正しい知識の普及に加えて、一人ひとりの思いや経験に耳を傾け、互いを尊重し合う姿勢が重要です。
今年度の「世界エイズデー」キャンペーンテーマには、令和7年11月に改正された予防指針でも重視している「人権の尊重」という考え方を広く社会に伝えたいという思いが込められています。HIVに感染している人、感染を心配している人、検査や治療について迷っている人、そしてHIVやエイズについて身近に感じる機会の少ない人も含め、誰もが安心して自分の思いを語ることができ、その声に耳を傾ける社会を目指すメッセージです。
知識を得ることは大切ですが、それだけで検査の受検や受診、治療の継続といった行動につながるとは限りません。不安や悩みに寄り添い、必要なときに話を聞いてくれる人や相談先があることは、適切な行動への大きな支えとなります。また、HIV陽性者の語りは、多くの人々に理解や共感をもたらしてきました。
このテーマは、誰かに話すことを求めるものではなく、話したいと思ったときに、その声を受け止める環境の大切さを伝えるものです。世界エイズデーを契機に、対話と共感を通じてHIVとエイズへの理解を深め、検査や相談の促進、差別や偏見のない社会の実現につなげていきたいと考えています。
HIVの感染力は弱く、性的接触以外の日常生活の中で感染することはありません。そのため、感染者と握手するなどのたんなる接触では感染しません。また、唾液に含まれるHIVはごく微量のため、せきやくしゃみ、飲み物の回し飲みなどでも感染することはありません。
HIVに感染していたとしても、早期に発見し、治療することができればエイズの発症を防ぐことができます。また、継続して治療すれば平均寿命まで生きられるほど治療は進歩しています。
エイズに関する啓発ポスターおよび、中学生や高校生が思いを込めて一つ一つ手作りしたレッドリボンを飾ったツリーを展示します。ぜひ会場にお越しください。

令和8年11月25日(水曜日)正午~12月9日(水曜日)午後3時
J:COM ホルトホール大分 1階 エントランスホール
感染症対策担当班 井上
内線 *010-272