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更新日:2015年7月17日

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平成27年度6月補正予算について

平成27年度6月補正予算につきましては、当初予算が経常的経費を中心とした骨格予算でありましたので、今回は、いわゆる肉付け予算として、新規事業や政策的経費及び投資的経費を中心に編成いたしました。

本市の財政状況は、景気回復に伴う市民税の増収が見込まれますが、3年ごとの家屋評価替え等に伴う固定資産税の減収もあり、全体としては増収が期待できない中、歳出では、少子高齢化の進展に伴い、扶助費などの社会保障関係費が増加するなど、厳しい状況にあります。

このような中での、予算編成となりましたが、事業の優先度や費用対効果等勘案しながら、地場中小企業の振興策や、福祉、教育など市民生活に密着した分野などについて、重点的に予算配分いたしました。

予算の特色

公共施設の老朽化対策や地域経済の活性化にも配慮し、普通建設事業費を約212億円確保いたしました。これは、当初予算を含めた6月補正後の約203億円と「平成26年度3月補正予算」に前倒しした約9億円を含んだものです。

また、新規事業として、本市の最上位計画である「大分市総合計画」を見直す経費など、40事業を、地方創生関連として、地域産業の競争力の強化を図る事業など24事業をそれぞれ計上しております。

これらの事業に取り組むための財源として、財政調整基金等を対前年度比5億円増の15億円活用したところです。

この結果、一般会計の補正予算額は、124億8千400万円で、補正後の予算額は1,672億2,400万円となり、0.2%の減となりましたが、「平成26年度3月補正予算」に前倒しで計上した緊急経済対策等を含めた実質的な一般会計の予算規模は、1,691億4,300万円となり、0.9%の増となっております。

政策の推進

政策の推進「5つの実現」ですが、我が国では、少子高齢化と本格的な人口減少が到来し、地方を取り巻く環境が大きく変化する中、本市においては、足腰の強い産業の育成をはじめ、医療、福祉、教育など課題は山積しております。

こうした課題の解消と、次なる時代を見据えた夢の実現に向け、県、市が一体となり、市民のご協力をいただきながら、政策として掲げました「5つの実現」の各種事業を推進してまいります。

全ての市民にあたたかさあふれる大分市

「安心して子どもを産み育てることのできる環境づくり」として、不妊治療費助成事業の制度拡大をはじめ、子育て支援サービスの情報提供等を行うファミリーパートナー事業や児童育成クラブの増改築、幼稚園ホール室に空調機を設置する等の経費の計上のほか、障害者への支援体制や防災対策の強化を図ってまいります。

活力に満ちあふれた、にぎわい創出のまち大分

中小企業の振興策として、設備投資や販路拡大などの幅広い支援をはじめ、創業者支援や産業力の強化への取り組みのほか、文化、芸術等を活かしたイベントなどにより国内外からの招客の推進を図り賑わいの創出に繋げてまいります。

市民のために汗をかく行政サービス

行政コスト縮減の取り組みをはじめ、公共インフラの点検調査や計画的な改修等を進めるとともに、県や周辺市町村と連携した施設の建設費や維持管理費の抑制に努めてまいります。

未来に夢と希望と誇りを持てるプロジェクトの推進

次なる時代を見据えた『第2国土軸構想』の実現に向け、豊予海峡ルート推進事業として、機運の醸成を図るとともに、豊予海峡ルートに関する経済・社会的効果などの調査も行ってまいります。

また、『多世代が暮らし、住民の交流が活発なまちへの再生』に向け「空き家対策事業」に取り組んでまいります。

東京五輪等を契機とした魅力の発信

2020年東京五輪・パラリンピックの事前キャンプの誘致を推進するとともに、ラグビーワールドカップ2019日本大会が大分で開催されますことから、普及・広報活動を積極的に行い機運の醸成を図ってまいります。城址公園憩い賑わいの拠点整備では、今後の整備について、市民意向調査を行うとともに、外部検討委員会を立ち上げ整備方針等を定めてまいります。


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お問い合わせ

財務部財政課 

電話番号:(097)537-5607

ファクス:(097)532-3511

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