更新日:2023年9月15日
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令和5年度9月補正予算は原案通り可決されました。
今回の一般会計の補正予算は、県指定史跡「府内城跡」の西側土塀の災害復旧に係る経費として、1億3,000万円を計上しております。
社会教育施設災害復旧事業として、1億3,000万円を計上しております。
本年6月30日から7月5日にかけた大雨の影響により、城址公園にあります、県指定史跡「府内城跡」の西側土塀の一部が崩落いたしました。また、崩落した箇所以外に傾きや亀裂があるほか、今月9日から10日にかけた台風6号の影響により、新たに白壁の剥離があり、それらを要因として土塀がさらに崩落するおそれがあることから、西側土塀約60m全体に渡り復旧工事を行い、文化財の適切な保護・保存を図ります。
事業費の内訳といたしましては、設計業務等の委託料として1,440万円、工事請負費として1億1,560万円となっております。
今後のスケジュールといたしましては、応急措置として崩落防止対策を行った後、文化財でありますことから、土塀の構造調査をした上で、設計委託を行い、その後復旧工事を開始する予定です。
また、年度内に工事を完了させることができないことから、併せて、繰越明許費の設定を行います。
なお、この土塀は、今からおよそ400年前、1597年に建設された府内城西之丸の土塀で、昭和38年2月15日に県の史跡に指定されたものです。本格的な保存修理工事を昭和41年、1965年に本市が行い、現在まで保護してきたところであります。
今回の補正の財源としましては、 国庫支出金を9,100万円、地方債を 3,900 万円計上しております。
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