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更新日:2016年3月28日

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平成28年度当初予算及び平成27年度3月補正予算について

平成28年度当初予算(案)及び平成27年度3月補正予算(案)は、原案どおり可決されました。

平成28年度当初予算について

平成28年度当初予算の編成にあたりましては、市税等の一般財源を確保するとともに、基金を積極的に活用することにより、福祉、教育など行政ニーズの高い分野や産業力強化に向けた商工、農政分野へのさまざまな取り組みへ重点的に財源の配分を行いました。

その結果、一般会計の予算規模は、1,776億円で、27年度6月補正後予算と比較しますと、6.2%の増で、規模といたしましては過去最大の予算となっております。

この一般会計に9つの特別会計と水道事業・公共下水道事業会計を合わせた総予算額は3,242億6,600万円で、4.5%の増となっております。

主な施策について

総務費

総務費では、人件費や電算システム改修費のほか、ホルトホール大分等の指定管理業務委託料及び本庁舎の耐震性能増強工事に係る経費を計上しております。また、教育委員会と議論を重ね、策定しました「大分市教育大綱」の趣旨を広く市民の皆様に御理解いただくためのシンポジウムを開催する経費を計上しております。

さらに、地域の活性化を図るため、新たに、国の地域おこし協力隊制度を活用して、大南、佐賀関、野津原の各支所に嘱託職員を配置し、地域の魅力や情報を発信します。

民生費

民生費では、障がい者福祉施設の建設や老人福祉施設等の整備に対する補助金のほか、障がい者自立支援費、生活保護費を計上しております。

また、私立認可保育所の増改築に対して助成を行い、定員数を120人増員するなど、平成29年度末までに待機児童を解消するための取り組みを着実に行います。保育料については、年齢制限を撤廃するなど軽減措置を拡大し、子育て家庭の経済的負担の軽減を図ります。

加えて、子育てに関する相談体制をさらに充実させるため、中央こどもルームに保健師1名、臨床心理士2名を新たに配置します。

児童育成クラブについては、明治小学校など11校区のクラブ室の整備を行い、放課後の児童育成環境の充実を図ります。

衛生費

衛生費では、妊婦・乳幼児健診の経費及びごみ処理施設等の維持管理経費の計上のほか、太陽光発電設備等の設置に対する補助金や少子化対策の不妊治療費助成金の拡充を図ります。

また、自殺対策を総合的に推進するため、「大分市民のこころといのちを守る自殺対策行動計画」を策定するとともに、講演会の開催による啓発などを行います。

さらに、がん検診の受診率向上を図るため、新たに、自己負担額の異なる検診をワンコインの500円に統一するとともに、検診実施機関の拡大を図ります。

労働費

労働費では、中小企業勤労者向け融資預託金や知的・精神障がい者雇用の促進に係る経費を計上しております。

また、新たに、県やNPO法人と連携し、大都市圏で開催される移住セミナー等に参加するとともに、ホームページやガイドブックの作成による広報活動を行い、本市へのUIJターン希望者の受入を推進します。

農林水産業費

農林水産業費では、園芸・畜産振興対策など農業者に対する各種補助金のほか、農道、灌漑排水施設及び漁港などの施設整備に係る経費を計上しております。

また、本市の魅力を発信し、地域産業の活性化につなげるための新たな取り組みとして、農林漁業者、中小企業者等による地域資源を活用した新商品の開発を支援するとともに、近隣自治体と連携しながら、大分産品の商談展示会や軽トラ朝市の開催、大都市圏でのトップセールスによるPR活動などを行います。

さらに、農業の新たな担い手の確保・育成を図るため、大都市圏で開催される就農相談会にブースを設けるとともに、就農後の居住、研修に係る経費や経営開始時の施設整備に対して助成を行います。

加えて、林業振興への新たな取り組みとして、林業従事者育成のために就業から3年間、技術取得や雇用促進に係る経費へ助成を行うとともに、間伐等を行う際に必要な作業道の開設や補修、改良に対する助成を行います。

商工費

商工費では、企業立地促進助成金、中小企業者制度融資預託金など商工業の振興に係る経費のほか、高崎山自然動物園の管理運営経費を計上しております。

また、中小企業への支援策として、製造業を営む企業の設備投資に対する補助金の拡充や中小企業人材育成支援補助金の対象者を広げるとともに、海外進出をサポートするため、商品を展示会等へ出展する経費への助成を行い、さらに外国人留学生による商品のモニター調査、見本市や商談等における翻訳などの支援も行います。

加えて、商店街団体が実施するプレミアム付商品券事業に対して新たに助成を行い、地元消費を喚起することで、商店街の活性化を図ります。

土木費

土木費では、大分駅南土地区画整理事業や住環境整備事業及び小屋鶴住宅の建設に係る経費のほか、道路、河川、市営住宅、公園などの維持管理経費を計上しております。

また、今後の大分城址公園の整備や活用方法のあり方について、本年度に実施した市民意向調査を踏まえ、外部検討委員会のご意見をいただきながら、「大分城址公園整備・活用基本計画」を策定します。

さらに、将来的な公共交通ネットワークのあり方を定める「地域公共交通網形成計画」の策定に着手し、併せて、市内周辺地域における循環型公共交通の運行の可能性について調査を行います。

加えて、子どものいる世帯とその親世帯が、近居、同居する場合の引越費用等へ新たに助成を行うとともに、富士見が丘団地で実施している「ふるさと団地の元気創造推進事業」の成果を踏まえ、この取り組みを他の団地へ拡大し、子育て世帯への家賃補助などを行います。

消防費

消防費では、高規格救急自動車等の購入や消防団施設の改修に係る経費のほか、地震や津波等の大規模災害発生時に備えて、全国瞬時警報システムと連動した同報系防災行政無線を整備するための経費を計上しております。

また、大規模災害時に備えて、ホルトホール大分や小中学校等への食糧や生活必需品等の備蓄を前倒しするとともに、市外居住の通勤・通学者が帰宅困難となった際の救援物資の備蓄も行います。

教育費

教育費では、平成29年4月の開校をめざしております碩田中学校区新設校の施設整備事業費や小中学校、幼稚園等の施設管理運営費、県立屋内スポーツ施設建設に係る県工事負担金の計上のほか、地域コミュニティの拠点施設となります校区公民館や自治公民館の建設費補助金の補助率や上限額を拡充します。

また、経済的事由により高校への修学が困難な生徒を支援するため、奨学資金を贈与する「未来自分創造資金」の募集人員を増員します。

さらに、特別な教育的支援を必要とする児童生徒が在籍する学校等の教育活動をサポートするために配置する補助教員や中学校でのいじめ・不登校など生徒指導上の課題に対応するためのスクールソーシャルワーカーを増員し、学校等が直面するさまざまな教育課題の解決に向けた支援や相談体制の充実を図ります。

加えて、学力向上をめざす新たな取り組みとして、中学校へ教員経験者等を配置することにより、効果的な授業改善を図ります。

また、市立幼稚園のモデル園で一時預かりを試行し、その成果や課題を検証する中で、今後の幼稚園教育のあり方について検討を行います。

大友氏遺跡保存整備事業につきましては、引き続き史跡保存を目的に土地の買収を進めるとともに、本年度に策定いたしました「史跡大友氏遺跡整備基本計画」に基づき、庭園跡の整備に向けた基本設計や遺跡確認調査を行います。

平成27年度3月補正予算について

今回の補正予算は、20億7,600万円で、これを既決予算と合わせますと1,701億9,800万円となっております。

その主なものは、国民健康保険の保険基盤安定繰出金や大分県後期高齢者医療広域連合負担金及び碩田中学校区新設校の施設整備事業費等の追加計上に加えて、1億総活躍社会の実現やTPP関連政策大綱の実現などを柱とする国の補正予算に対応し、私立保育所等給付費や情報セキュリティ強化対策、商工業・観光振興対策に係る経費のほか、農業者の担い手確保・経営強化支援事業費補助金等を計上しております。

なお、特別会計につきましては、国民健康保険特別会計と後期高齢者医療特別会計で、それぞれ財源を調整しています。

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お問い合わせ

財務部財政課 

電話番号:(097)537-5607

ファクス:(097)532-3511

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