更新日:2024年10月25日
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令和4年4月1日より、大分市ではHPVワクチンの勧奨再開までの間に接種機会を逃した方に対し、従来の定期接種の対象年齢を超えて無料で予防接種を実施しております(キャッチアップ接種)。
無料で予防接種を受けられる期限は令和7年3月31日までです。
全3回の接種を終えるまでに標準的に6か月要しますが、標準的な接種方法をとることができない場合、シルガード(9価ワクチン)およびガーダシル(4価ワクチン)については、最短4か月で接種を完了する方法が定期接種実施要領に示されています。
このとおり、全3回の接種を終えるまでに最短4か月を要しますので、接種を希望される方は11月中に1回目の接種を済ませましょう。
令和7年3月31日までに全3回を接種できない場合、令和7年3月31日までに接種した費用は無料ですが、令和7年4月1日以降に接種した費用は全額自己負担となりますのでご注意ください。
※3回接種の接種スケジュールは、接種される医療機関とご相談ください。
※期限までに合計3回の接種を完了できなくても、3月末までにおこなった接種(1回目や2回目)は、キャッチアップ接種(公費による接種)となります。
上記の要件すべてを満たす方が対象となります。
令和4年4月1日から令和7年3月31日まで
ワクチンは3種類あり、同じ種類のワクチンを3回受けます。いずれも子宮頸がんに大きく関与している16型・18型を含むワクチンです。接種方法は筋肉内注射で、接種間隔はワクチンの種類によって異なります。
ワクチン名 |
シルガード(9価)※2 ガーダシル(4価) |
サーバリックス(2価) | |
標準的な接種間隔 ※1 |
1回目 | 初回接種 | 初回接種 |
2回目 | 1回目の接種から2か月後※3 | 1回目の接種から1か月後※5 | |
3回目 | 1回目の接種から6か月後※4 | 1回目の接種から6か月後※6 |
※1 通常、全3回の接種完了までには約6か月の期間がかかるため、接種を希望される場合は、お早めに実施医療機関へご連絡ください。
※2 シルガード(9価)は令和5年4月1日より定期接種で受けられるようになりました。
※3・4 2回目と3回目の接種がそれぞれ1回目の2か月後と6か月後にできない場合、2回目は1回目から1か月以上(※2)、3回目は2回目から3か月以上(※3)あけます。
※5・6 2回目と3回目の接種がそれぞれ1回目の1か月後と6か月後にできない場合、2回目は1回目から1か月以上(※5)、3回目は1回目から5か月以上、2回目から2か月半以上(※6)あけます。
市内または県内の協力医療機関(接種期間内であれば無料です。)
予防接種を希望される場合は、予約が必要となりますので、事前に医療機関へご連絡をお願いします。
大分市内指定医療機関一覧(PDF:261KB)(別ウィンドウで開きます)
※ワクチンの在庫状況によっては希望するワクチンを接種できない場合があります。
※県内の協力医療機関については大分市保健所保健予防課にお問合せください。
※協力医療機関以外(県外医療機関等)で接種する場合は、予防接種依頼書が必要となりますので、必ず事前に保健予防課管理担当班までお問合せください。また、県外での予防接種後、償還払いの手続きにより公費助成額を上限に払い戻しを受けられます。詳しくは「県外で予防接種を受けるには」をご確認ください。
HPVワクチンの積極的勧奨の差し控えにより、定期接種の機会を逃した方(キャッチアップ接種世代に限る)が、定期接種の年齢を過ぎて、任意接種として自費で接種した場合、大分市が定める上限額の範囲内で払い戻しを行っております。詳しくは下記ホームページをご覧ください。
HPVワクチンを自費で接種された方(キャッチアップ接種世代)の予防接種費用の払い戻し(償還払い)について
定期接種の対象となる方は、平成20年4月2日から平成25年4月1日までに生まれた女性(小学校6年生相当から高校1年生相当)です。高校1年生相当の方についても、キャッチアップ接種対象者と同様に無料で接種を受けられる期限は令和7年3月31日です。接種を希望される場合は、お早めに医療機関へご連絡ください。
詳しくは、「HPVワクチン接種について」をご確認ください。
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