市長講演 令和6年5月31日 大分まちづくり研究会
- 日時:令和6年5月31日(金曜日)午後0時~午後1時
- 場所:トキハ会館 ローズの間
※講演資料はダウンロードファイルをご覧ください
ダウンロード
講演における主な補足発言要旨
- 私が掲げている「ひとが真ん中。」というものは、さまざまな政策を、人を中心に据えて考え、そして有機的につないでいくことが大事だという考え方です。
- 国内の生産年齢人口の減少が進むなか、2040年には、公務員は今の半分の人員で仕事をし、その分の働き手を民間にまわしていかなきゃいけないといった話もあります。同じ危機感を、私は以前から抱いており、市長就任以降、ますますその思いを強くしています。
- 本市の生産年齢人口は減少し、第一次、第二次、第三次産業すべてが人手不足という状況です。この状況を何とかすることが最大の課題だと思っています。
- 大分都市広域圏7市1町の人口は約74万人で、大分県の人口の約68%を占めていますが、今後も人口の減少は続きます。将来的に、単独では防災や福祉などを実施することが困難な自治体がでてくるのではないかと思っています。広域圏全体をみて、中心としての本市の存在感を示すことが大事だと考えています。
- 令和5年度の行政改革の効果額として市有地の売却などを含めて歳入が16億増、歳出は13億円カットになっています。このような行政改革をやりながら、新規事業や拡充事業に取り組むことが重要だと考えています。
- 本市への移住者の特徴は、30歳代以下が7割ということです。非常に若い世代が移住してきており、ここをターゲットにすべきと思います。
- 私が返還免除型の奨学金を必要だと思った背景ですが、大きく2つあります。1点目は、高校卒業後に県外に進学した人が本市に戻って来やすい環境をつくりたかったこと。2点目は、現在、進学する人の約6割が奨学金を利用しており、その多くが返還の必要な貸与型です。社会に出た瞬間から債務者となる状況は、若者が将来に希望を持ちづらい要因ではないかと考え、これを改善したいと思いました。
- 大分市、大分県にとって最大の課題は、中九州横断道路を早くつなぐことだと思います。宮河内付近と犬飼インターをつなぎ、吉野にインターチェンジを設けると、臼杵港と大在港の両方が使えるのではないかと考えています。
- 道の駅「たのうらら」は、大分市内、大分県内の観光案内がすべてここで分かるというような観光の拠点にしたいと思っています。

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください