更新日:2025年1月30日
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「くろめ」は、標準和名を「カジメ」といい、本州中部太平洋沿岸や四国、九州に生息するコンブ科の海藻です。カルシウムや鉄分、食物繊維など栄養も豊富で、刻むと独特の粘りと磯の香りがするのが特徴です。県内では、大分市佐賀関の高島、津久見市の無垢島が、くろめの漁場として知られています。限られた資源を守るため、漁期は毎年1月中旬から3月中旬までで、収穫量も制限されています。刻んで熱いごはんにかけたり、みそ汁などに入れて味わうなど、楽しみ方はいろいろ。最近では、乾燥くろめなどの加工品もたくさん開発され一年中楽しめますので、ぜひご賞味ください。