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更新日:2024年8月3日
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分類 | 有形文化財(県指定) |
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寒田川を渡る西寒多神社の神橋で石橋単アーチ橋です。 全長約22m、アーチ径間約11m、幅約3m。径間に対してアーチの高さが3.9mと低く、アーチと路面の間も狭いので軽快な趣があります。 文久2年(1862)、地元の庄屋佐藤孝兵衛らが発起し、大野郡の石工後藤郷兵衛らが建造しました。太鼓橋とも呼ばれます。 |
名称 | 万年橋(まんねんばし) |
指定年月 | 昭和55年4月8日 |
時代 | 江戸時代 |
所在地(指定地番) | 寒田1644番地 |
フジの名所として知られる西寒多神社には、二つの建造物が指定文化財となっています。
一つ目は、神社入口を流れる寒田川に架かる石橋「万年橋」(県指定有形文化財)です。江戸時代末期(1862年)に造られたアーチ橋で、その姿は素朴にして力強く、孤形の美しさは実に見事です。
二つ目は本殿の西に位置する校倉造りを特徴とした高床式の建物「神庫(じんこ)」(市指定有形文化財)です。「神庫とは宝物を納めておく倉のことで、断面がそろばんの玉の形をした木材を井桁状に組み重ねて建てられています。
静かな川沿いにたたずむ西寒多神社は、フジの季節以外にも魅力がたくさんあります。自然と歴史を感じに訪れてみてはいかがでしょうか。
市指定天然記念物の「ヤマフジ」は県内でも類を見ないほどの巨木です。花の季節には辺り一面甘い香りに包まれ、4月末には「ふじ祭り」が開かれます。開花状況によって変わりますので西寒多神社Webサイトをご確認ください。
所在地 :寒田1644番地
移動時間 :【バス】JR大分駅前3.4.5.のりば発「寒田・ふじが丘」行き、または「光吉・ふじが丘」行きで約30分。
「ふじが丘南」で下車、徒歩約15分。
【 車 】 JR大分駅から約30分、光吉ICから約10分
駐車場 :あり 無料 約80台
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