更新日:2025年3月17日

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丸山神社楼門

分類 有形文化財(市指定)
丸山神社楼門

丸山神社の楼門は、江戸時代の享保5年(1720)に創建されたものです。
今市在住の豪商であった松田庄右衛門尉長次が、父母の長命、子孫繁栄を祈願して、神社に楼門の寄進を思いたったといわれています。


最棟高は8mあまり、入母屋造で銅版葺唐破風付の、立派な楼門の一つです。
記録によればその後、文化10年(1813)、天保2年(1831)、安政2年(1855)に屋根葺替修理を行い、最近では、平成3年(1991)に全面改修を行いました。


この楼門には、創建当初の彫刻とみられる数々の彫刻が施されています。内側面に透彫りで酒造りの工程、二十四孝(中国で古今の孝子24人を選定したもの)の人物や十二支の動物などが巧みに彫られています。
 

名称 丸山神社楼門(まるやまじんじゃろうもん)
指定年月 平成17年3月31日
時代 江戸時代
所在地(指定地番) 今市2568

 

宿場町の風情を伝える「今市の石畳(参勤交代道路)」と丸山神社                  #オオイタレキシ旅

大分市西部の野津原地域には、江戸時代に参勤交代道路として使われていた石畳が残っています。
この石畳は熊本と大分を結ぶ肥後街道の一部で、今でも石をきれいに敷き並べた様子を見ることができ、その距離は660mにわたります。
さらに、石畳を南に進むと現れる「丸山神社」も外せません。石段を登ると迎えてくれる立派な楼門は高さ8mあり、十二支の生き物や二十四孝の人物像など細やかな彫刻も見どころです。その中でも、酒造の工程を彫刻したものは他に例を見ないものです。
今でも残る宿場町の風情や珍しい彫刻が残る丸山神社など、石畳をゆっくり歩きながら歴史に思いをはせてみてはいかがでしょう。

参勤交代道路

Point

春になると桜が咲き誇る「参勤交代道路」は県指定文化財であるとともに、文化庁選定の「歴史の道百選」にも指定されています。

Access

所在地      : 今市2568

移動時間   : 大分駅から車で約45分

駐車場      : 今市石畳広場利用者駐車場(無料)

 

お問い合わせ

教育委員会事務局教育部文化財課 

電話番号:(097)578-7546

ファクス:(097)536-0435

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