更新日:2024年4月1日

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歯みがきを見直しましょう!

毎日の歯みがきはむし歯予防、歯周病予防には欠かせません。磨いたつもりでも歯垢や食べかすが落ちていなければ効果がないため、しっかりと確実に磨きましょう。歯みがきで確実に汚れを除去するには歯ブラシはもちろんですが、糸ようじや歯間ブラシなどを正しく使わなければ、口の中全体の汚れは落ちません。また、フッ化物や洗口剤も上手に使いましょう。

歯垢を落とすためのポイント

むし歯菌や歯周病菌は歯垢のなかに多く住み、悪さをします。歯垢は粘着していますが、ゴシゴシ磨いても力では落ちません。毛先で掻き出して落とします。歯ブラシの毛先がつぶれない程度の力で磨きましょう。

みがき方のポイント

  • その1 歯ブラシの毛先を歯と歯肉の境目に当てましょう。
  • その2 歯ブラシは鉛筆のように持ち、当てる角度や力を入れすぎないようにコントロールしましょう。
  • その3 小刻みに振動させ、毛先で掻き出すイメージで動かしましょう。
  • その4 歯と歯の間は歯ブラシは入らないので、糸ようじを歯に沿わせて汚れを掻き出しましょう。歯の付け根の隙間は歯間ブラシで汚れをからめ取るようにしましょう。
  • その5 歯の裏側は見えにくいので汚れが残りやすいです。歯ブラシの「つま先」「わき」「かかと」の部分を効果的に使って磨き残しのないように磨きましょう。

          奥歯と奥歯の間は、歯ブラシのつま先を使って磨きましょう。

          つま先の画像

        歯の側面には、わきを平行にあてます。

        わきの画像

        前歯の裏側は、かかとで磨きます。

       かかとの画像

これらのポイントを参考に、歯垢のたまりやすい奥歯のかみ合わせの溝、歯と歯の間、歯と歯肉の境目を丁寧に磨きましょう。歯と歯の間は糸ようじを合わせて使うと効果的です。使い方は歯科医院で指導を受けましょう。

お口の状態によって歯の磨き方に工夫をしましょう

歯並びや歯の本数は人それぞれです。また、冠やブリッジ、入れ歯などを入れると汚れやすく、注意したほうがいいところが出てきます。

妊娠中はつわりやホルモンバランスでむし歯や歯周病のリスクが高まります。小さめの歯ブラシで磨いたり、洗口剤を使ったりして、口の中を清潔にしましょう。痛みそうな親知らずは妊娠前に処置しておきましょう。

歯科医院や保健所でお口の状態に合わせた歯みがき指導を受けることをお勧めします。

乳歯の歯みがきは大人の仕上げ磨きが必要です

子どもの手では上手に歯ブラシを使ってプラークを取り除くことはできません。特に生えてから3年は歯の質が弱く、むし歯になりやすい時期が続きます。甘いおやつや飲み物はあげないようにして、大人の手でしっかり磨きましょう。安全にしっかり磨くためには寝かせ磨きをします。乳歯の時は小さめの仕上げ磨き用歯ブラシで円を描くように磨いてあげると効率よく歯みがきができます。

永久歯への生えかわり期は、むし歯に要注意

6歳前後から永久歯が生えたり乳歯が抜けたりすることが多いです。この時期は、小さい歯、大きい歯の凹凸があり歯みがきを難しくします。寝かせ磨きでしっかり歯ブラシが当たるように確認しながら磨きましょう。寝かせ磨きを続ける目安は小学校卒業頃です。

凸凹歯並びの磨き方

凸凹のところは歯ブラシを歯と歯肉にあてて、上下に小刻みに動かし、歯と歯の間は糸ようじを毎日使いましょう。

背の低い奥歯の磨き方

生えたての背の低い歯があると凹凸ができます。特に奥歯はむし歯になりやすいので、口の真横から歯ブラシを入れて磨きます。

かみ合わせの磨き方

奥歯は溝が深く、汚れも入り込みやすいので、溝に毛先が入り込むイメージで磨きましょう。

セルフケアで健康な体を手に入れよう

毎日の正しい歯みがきは歯の管理だけでなく、自分の体は自分で守るという意識をもち、生涯を通じた病気の予防にもつながります。まずはセルフケアで自分の口の状態を知りましょう。

お問い合わせ

福祉保健部健康課 

郵便番号870-8506 大分市荷揚町6番1号

電話番号:(097)536-2517

ファクス:(097)532-3250

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