ライフステージに応じたお口の健康づくり
妊娠期:つわりで歯が磨けなかったり、ホルモンバランスの変化でむし歯や歯周病が進行します。
- 妊娠前から親知らずの治療やむし歯の治療を済ませましょう。
- 小さめの歯ブラシで気分の良いときにゆっくりと磨きましょう。
- 急に痛み出す歯がないように、妊娠前から歯科健診を受けましょう。
乳幼児期:大人の手で乳歯を守りましょう。
- 唾液によるむし歯菌の感染を防ぎましょう。
- 夜寝ている間は、唾液が少なくなり、むし歯菌が活動・増殖する時間帯なので、夜寝る前にしっかりと寝かせみがきをしましょう。
学童期:6歳前後から永久歯が生えたり乳歯が抜けたりすることで、歯並びの凹凸が増えむし歯に要注意
- 永久歯が生えても仕上げ磨きは続けましょう。
- おやつや飲み物は甘いものが増えないようにしましょう。
- しっかり噛んで、唾液をたくさん分泌させましょう。
思春期:思春期性歯肉炎に注意しましょう
- ホルモンバランスの変化で歯肉炎になったり、口臭が強くなったりすることがあります。鼻呼吸をして、口が乾燥しないようにしましょう。
- 歯と歯肉の境目をしっかり磨きましょう。
成人期:忙しい年代こそ歯科の定期検診が必要です
- 歯周病やむし歯の症状が出にくいため、気づかないうちに進行することが多いです。規則正しい生活と歯科医院でのチェックをライフスタイルにしましょう。
- 10~30代で発症し、急速に進行する「侵襲性歯周炎」は多くの歯を失うおそれもあるため、要注意です。歯肉から出血がある場合は放置せずに歯科受診しましょう。
高齢期:よく噛めると、食べる楽しみと健康寿命がアップ
- むし歯や歯周病のケアも必要ですが、口の機能(噛む・飲み込む)・唾液量がポイントになります。お口の体操や唾液マッサージをしましょう。
どの年代も気軽にプロフェッショナルケアを受けましょう。かかりつけの歯科医院をつくることは健やかな生活を送る一歩です。まずは健診から。
大分市では、歯の健康診査を行っています。
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