更新日:2024年3月21日
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2024年第11週 3月11日~3月17日分
インフルエンザは、インフルエンザウイルスによって起こる感染症です。
<症状> 1~3日ほどの潜伏期の後に発熱(38度以上の高熱)・頭痛・全身倦怠感・筋肉痛・関節痛などが突然現れ、咳・鼻水などの症状がこれに続きます。
<経路> 手指に付着したウイルスや、感染者の咳、くしゃみや会話などで生じるウイルスを含んだ飛沫や空気中を漂うエアロゾルが、目や気道の粘膜に侵入することで感染します。
<予防> 流水、石鹸による手洗い、咳エチケット(マスク等)を励行し、体の抵抗力を高めるように十分な休養とバランスのとれた栄養摂取、適度な湿度(50~60%)の保持を心がけましょう。
季節性インフルエンザの予防について(別ウィンドウで開きます)
感染性胃腸炎は、1年を通して発生しており、ノロウイルスやロタウイルス等が原因で起こる疾患です。
<症状> 原因となるウイルスなどによって異なりますが、主に嘔吐や下痢、腹痛、発熱などがみられます。
<経路> 多くの場合、汚染された水や食品による経口感染や、感染者の嘔吐物や便に触れた手を介して感染します。
<予防> 特に調理前・食事前や排便後の手洗いを十分に行い、タオルの共用は避けましょう。
<処理> 嘔吐物や便などを処理する際は、マスクや手袋を着用し、ペーパータオル等で嘔吐物や便を拭き取り、ビニール袋などに入れしっかり封をして廃棄してください。その後、嘔吐物・便のあった場所と汚れた衣服・物品を消毒液:水500ml+ペットボトルのキャップ2杯の塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)で消毒してください。
ノロウイルスによる感染性胃腸炎を予防しましょう(別ウィンドウで開きます)
咽頭結膜熱(プール熱)は、アデノウイルスが原因で起こる、小児に多い疾患です。
<症状> のどの痛み、目の充血が特徴で、高熱が数日続きます。頭痛をはじめ、食欲不振が3~7日続くことがあります。
<経路> 多くの場合、タオルの共用や手指を介した接触により感染しますが、咳やくしゃみなどの飛沫でも感染します。
<予防> 目やにが感染源となるため、ハンカチやタオルではなく、なるべく使い捨てのものでふき取りましょう。手洗いを十分に行い、タオルの共用は避けましょう。
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