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更新日:2024年4月1日
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平和市民公園は、市民の文化教養、休養散策、スポーツ等の多様なニーズに対応する施設として昭和54年から12年をかけて整備された総合公園です。
園内は友好姉妹都市締結を記念する国際交流広場をはじめ、大分市の平和のシンボルである「ムッちゃん平和像」が建立されているわんぱく広場、行事やレクリエーションに利用できる多目的広場などさまざまな広場があります。園内にはソメイヨシノや八重桜など800本以上の桜を植栽し、中央プラザには季節に応じた花を植えるなど四季を通じて楽しめる市民憩いの場となっており、毎日多くの人が利用しています。
国際交流広場は、中国の武漢市やポルトガルのアベイロ市との友好都市・姉妹都市締結を記念し、人と人とのふれあいの場として整備されたものです。
広場内には、池のほとりに建つあずまやの知音亭、中国の漢陽に建立された古琴台にちなんだ古琴台大門など異国情緒あふれる雰囲気を楽しめる武漢の森や、オランダの建築様式を模した風車のある洋風庭園などがあります。
知音亭
古琴台大門
オランダ様式の風車
和風庭園は、能楽堂を中心とした日本情緒あふれる広場で、滝やせせらぎ、池を眺めることで心が安らぐような景色が広がっています。
※能楽堂のご利用方法や詳細につきましては「平和市民公園能楽堂のご案内(別ウィンドウで開きます)」をご参照ください。
せせらぎ
能楽堂と八つ橋
わんぱく広場は、ブランコや滑り台などのさまざまな遊具やムッちゃん平和像のある広場です。子どもの遊び場として最適です。
※わんぱく広場にお越しの際は、能楽堂駐車場が利用できます。
ただし、能楽堂でイベントやコンサートなどが行われる日は駐車できませんので、あらかじめご了承ください。
わんぱく広場
さまざまな遊具
ムッちゃん平和像
【ムッちゃん平和像について】
昭和52年に毎日新聞社大阪本社が企画した戦争体験記(終戦33回忌の夏)に、京都府宇治市の中尾さんが疎開先の大分市で出会った少女「ムッちゃん」の思い出の手記を投稿し、それが記事として掲載されたことが建立のきっかけとなりました。
横浜で両親と弟を戦災で亡くし、大分のおばさんを頼って疎開していたムッちゃん(当時12歳)は、結核を患い飢えと孤独の苦しみの中、昭和20年の終戦直後、西大分駅近くの防空壕の中でひとり寂しく死んでいったといわれています。
この戦争悲話は、全国的な反響を呼ぶこととなり、ムッちゃんの記念像建立にと各地から寄付金が寄せられ、昭和58年8月12日、ここ平和市民公園わんぱく広場に「ムッちゃん平和像」(村上炳人作)が建立されました。
中央プラザは、円形の花壇が特徴的な広場です。
四季折々の花が植えられた花壇を眺めながら休憩所で休んだり、春には満開の八重桜を眺める散歩コースとしてご利用ください。
花に囲まれた時計台
公園橋につながる遊歩道
芝生広場は、天然芝が敷かれた広場です。遠足やピクニックの昼食をとる際に広々と利用したり、園内全面を使いたくさん駆け回って遊べます。
健康遊具もあるので、ストレッチやトレーニングも行うことができます。
芝生広場
健康遊具 〔使用説明(JPG:276KB)〕
多目的広場は、平和市民公園内で一番大きい広場です。22,000平米の広さがあります。
日々の散歩や運動だけでなく、行事やレクリエーション、イベントなどさまざまなことに利用できます。
多目的広場
桜が咲いている時期はこちらの広場でバーベキューができます。詳しくはバーベキューができる公園はありますかをご覧ください。
かまどベンチは通常時はベンチとして使用し、災害時は座板をはずすことで炊き出し用のかまどとして使用することができます。
平和市民公園 多目的広場には4基のかまどベンチを設置しています。
民間の団体で防災意識の向上を目的としたイベント等を開催する場合は貸し出しを行っておりますのでご相談ください。
かまどベンチ |
かまど使用時 |
催し広場は、グラウンドを備えた広場です。9,200平米あります。
ネットで囲ってあり、子どもの球技の練習にちょうど良い広さがあります。
催し広場
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