更新日:2019年6月21日
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今回は、文化財や美術館をめぐりながら上野の山を散策する、全長約6.6kmのルートを紹介します。このルートはそれほど広くないエリアに見どころがたくさんあり、狭い道も多いため、車より自転車の方が効率よくめぐれます。
まずは閑静な住宅街にある「大友館跡」。ここは周囲より少し小高いので、気持ちの良い風を感じながら大友氏の時代に思いを馳(は)せることができます。
続いて国道10号側に下ると、「大臣塚(だいじんづか)」や「まこもケ池」といった豊後の国司・百合若(ゆりわか)大臣ゆかりの史跡があり、そのままJRに沿う快適なルートで「大分元町石仏」「岩屋寺石仏」を見学。車では素通りしてしまいがちなところですが、自転車でめぐればじっくり見ることができ、意外な発見が楽しめます。
その後は再び登り坂になりますが、すぐに「弥栄(やさか)神社」や「金剛宝戒寺(こんごうほうかいじ)」に着き、境内のすがすがしい空気や美しい花々に疲れが癒(いや)されます。ここから上野墓地公園経由で、さらに続く登り坂を「大分市美術館」へ。途中、眼下に広がる市街地のそう快な風景が、頑張って登ったごほうびのように感じられます。美術館のレストランでランチを楽しむのもおすすめです。
大分の歴史と文化にふれることができる魅力的なこのルートへ出掛けてみませんか?
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