更新日:2024年4月16日
ここから本文です。
医薬品、健康食品、化粧品または医療機器を、海外から
いわゆる個人輸入については、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(以下、医薬品医療機器等法といいます)等で一定の制限が設けられています。
また、そのようにして海外から購入された製品には、次のような危険があります。
「ホスピタルダイエット」などと称されるタイ製のやせ薬にについては、これまで死亡事例を含む重篤な健康被害が報告されております。
「御芝堂減肥胶嚢」、「天天素清脂胶嚢」などのダイエット用食品と称して販売された製品に、薬品成分が含まれていて、健康被害が報告されております。
国内での承認を受けていないこのような製品については、健康被害が発生するおそれがありますので、インターネット等で個人輸入して使用することは、くれぐれも避けていただくようお願いします。また、服用により体調異常が現れた場合には、直ちに服用を中止し、医療機関を受診するとともに、保健所にお申し出ください。
日本国内で正規に流通する医薬品には、それを適正に使用していて重大な健康被害を生じた場合に、救済を図る公的な仕組み(医薬品副作用被害救済制度)があります。
しかし、個人輸入された医薬品による健康被害は、救済対象となりません。
厚生労働省より下記リンクのような注意喚起情報もでています。
個人輸入代行と称し、外国製の医薬品や医療機器を広告して、それらの購入を誘引する仲介業者がいます。
しかし、日本の医薬品医療機器等法に基づく承認や認証を受けていない医薬品や医療機器の広告、発送などを行うことは、違法な行為です。また、何かトラブルが生じても一切責任を負おうとせずに、すべて購入者の責任とされます。こうした悪質な業者には、くれぐれもご注意ください。