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更新日:2024年9月24日
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分類 | 史跡(国指定) |
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大分元町石仏は、曲火砕流堆積物の崖面に刻まれた磨崖仏で、昭和9年1月22日に国の史跡指定を受けています。覆屋の中に、薬師如来坐像を中心に、向かって右側に毘沙門天と脇侍像、左に不動明王、ニ童子像が刻まれています。 |
名称 | 大分元町石仏(おおいたもとまちせきぶつ) |
指定年月 | 昭和9年1月22日 |
時代 | 平安時代 |
所在地(指定地番) | 元町4612番-5他 |
上野丘台地の東端の崖に刻まれた大分元町石仏は、臼杵石仏と並ぶ大分県を代表する石仏です。
石仏は覆屋(おおいや)で守られており、扉を開けると、薬師如来坐像を中心に、向かって右に毘沙門天、左に不動明王、ニ童子像の仏様が見られます。
中でも中央の薬師如来坐像は、高さ約3メートルあり、まるで木彫りの仏像のような美しい仕上がりが特徴です。
優しく、ふくよかな顔立ちは、平安時代の仏師・定朝の作風を受け継ぐものと言われています。
覆屋の扉は閉まっていますが、誰でも自由に入って参拝することができます。近くにある「岩屋寺石仏」と合わせて、ぜひご見学ください。
大分元町石仏の本尊「薬師如来」は、あらゆる病を治し、人々を救う仏様です。
優しい眼差しには病気平癒の願いが込められているのかもしれませんね。
所在地 :元町2番25号
移動時間 :大分バス薬師堂前バス停から徒歩2分(150m)
JR久大本線古国府駅から徒歩12分(900m)
駐車場 :あり 無料 約7台