ホーム > 文化・スポーツ・観光 > 文化 > 大分市アートを活かしたまちづくり > 令和6年度パブリックアート作品の制作を開始しました
更新日:2024年11月18日
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大分市では、文化・芸術の持つ創造性を地域活性化と産業振興に活かすとともに、アートの力を活用して地域の魅力づくりや市民の地域を誇る気持ちの醸成、創造的な人材の育成や地域経済の活性化を図るため、各種取り組みを推進しています。
このたび、新たにパブリックアート2作品を制作開始することになりましたのでお知らせします。
最新情報は随時公式SNSでお知らせします
「大分市アートを活かしたまちづくり公式Instagram」(別ウィンドウで開きます)
「大分市アートを活かしたまちづくり公式Facebook」(別ウィンドウで開きます)
「大分市アートを活かしたまちづくり公式X」(別ウィンドウで開きます)
令和6年11月11日(月曜日)から11月30日(土曜日)
「布屋ビル」2階通路壁面(大分市中央町3丁目6番29号)
ガレリアの鳥
大分のまちとひとが紡ぎだす物語
大分の子どもたちか、若者たちかが、幸せの、希望の青い鳥(ガレリアの鳥)を求め、まちに、学び舎に、仕事に。鳥たちがそよぎゆく大分の空には、そよぎゆくおじさんの姿も。隠れた路地の不思議な物語。
藤田 洋平(ふじた ようへい)氏
美術家。1972年大分県生まれ。2007年「frame out 安部泰輔・藤田洋平・栗原元との3人展~ヌイグルミ、ドローイング、オブジェのインスタレーション~」出品、2010年「平面空間」出品、2016年「まちなかアート遊園地」出品、2024年国東にてグループ展出品など主に大分県内で制作・活動。
写真家 林ナツミ氏が大分のまちを歩き、そこで見出した美を写真で切り取ります。その写真を林氏のインスタグラムや本事業公式SNS(リンクは上部に掲載)で発表するとともに、一部の作品をJR大分駅で展示します。
令和7年1月1日(水曜日)から1月31日(金曜日)
毎日1作品、計31作品を投稿します。
令和6年12月1日(日曜日)から令和7年1月31日(金曜日)
JR大分駅構内(3・4番線ホームへ昇降するエスカレーター横の壁面)
#SALVATION in OITA
マティスの絵を見たとき、涙がこぼれた。悲しいからではなく、孤独であることは怖くないのだとその絵が教えてくれたからだ。彼が夢みたのは、ここちよい肘掛け椅子のような芸術だった。ある日、それを町の壁にみつけた。時の流れと人々の生活が重なり、意図せず生まれた救いの芸術だった。以来、いろいろな場所に出かけていってはそれを集めるようになった。私はマティスのように絵は描けないけれど、写真で切り取ることはできる。それが、いつか、どこかで、誰かの肘掛け椅子になることを願って。
林 ナツミ(はやし なつみ)氏
写真家。1982年埼玉県生まれ。2012年に写真集『本日の浮遊』(青幻舎)を刊行、2013年には青山スパイラルガーデンにて個展、東京都写真美術館「日本の新進作家vol.12路上から世界を変えていく」展に参加、2014年にフランスのマイメック現代美術館での「JAPON」展に参加、同年さがみはら写真新人奨励賞を受賞。