更新日:2024年3月6日
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毎年5月31日は、世界保健機関(WHO)が定める「世界禁煙デー」であり、日本では5月31日から6月6日までを「禁煙週間」としています。
この機会に、禁煙やご自身の喫煙習慣について考えてみませんか?
他人のたばこの煙を吸わされることを受動喫煙といいます。喫煙または受動喫煙により、肺がん、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、動脈硬化、心疾患、脳卒中、糖尿病、歯周病等の病気にかかりやすくなります。妊娠中の場合は、低出生体重児、早産、妊娠合併症等のリスクが高まることが明らかになっています。
望まない受動喫煙をなくし、煙のない社会をめざしましょう。
COPDに関するページ「知ってくださいCOPD(慢性閉塞性肺疾患)」
保健所では、禁煙に関するご相談をお受けしています。
たばこをやめたいけど、自分の意志だけではどうしてもやめられないという方は、医師のサポートが受けられる禁煙外来を受診してみてはいかがでしょうか。禁煙外来では、一定の条件を満たせば、医療保険の対象となり、費用負担が少なく取り組めます。一人でチャレンジするより、禁煙の成功率も大きく上がります。
禁煙治療に保険が使える医療機関の一覧(日本禁煙学会ホームページ)(別ウィンドウで開きます)
加熱式たばこには、従来のたばこの有害物質だけでなく、それ以外の有害物質も含まれています。見える煙と同様、見えにくい有害物質を放出しているという認識が必要です。