更新日:2023年6月21日
ここから本文です。
秋から冬にかけても食中毒が多く発生します。特に次の点に注意して自然毒食中毒を防ぎましょう。
※自然毒とは、動物や植物がもともと保有している有毒成分や、食物連鎖を通して動物の体内に取り込まれた有毒成分のことです。
キノコの食中毒は、よく繁殖している秋に全国的に多発しています。
平成16年、19年、21年に、スギヒラタケによる急性脳症を疑う事例があり、平成25年には、キノコ調理品(症状などからドクツルタケとみられる)による死亡事例が発生しています。
平成29年10月と平成30年8月には、大分県内でキノコ(ツキヨタケ)による食中毒が発生しました。
毒キノコと食用キノコの区別は素人では難しいので、専門家に確認するなどして十分注意して喫食するようにしてください。
フグには、テトロドトキシンという神経毒が含まれています。食べられる種類や部位は決められており、特に肝臓や卵巣は非常に危険なため、すべてのフグで食用禁止となっています。
自分で釣ったフグを調理して食べるのは極めて危険であり、最悪の場合死亡する恐れがありますので、絶対にしないでください。
※肝臓などの有毒部位が除去されていない未処理のフグを一般消費者に販売、提供することは禁止されています。万が一、店頭で未処理のフグを見かけた場合は決して購入、喫食せず、保健所までお知らせください。
昭和58年12月2日
環乳第59号
各都道府県知事・各政令市市長・各特別区区長宛
厚生省環境衛生局長通知
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。