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更新日:2023年1月4日

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【自助の取り組み】非常持出品・非常備蓄品を準備しましょう

非常持出品について

災害が起きたら、まずは自分の身の安全を確保することが大切です。
しかし、避難する際に持ち出すものを事前に用意しておかないと、避難の準備に時間がかかります。
この時間が、生死を分けることもあります。
いざという時に備え、避難する際に持ち出すものをまとめておきましょう。
避難する際に持ち出す物をまとめたリュックやカバンを「非常持出袋」と言います。

非常持出袋の3つのポイント

  1. いつでも持ち出せる場所に置く(玄関など)
  2. 両手が使える大きめのリュックなどを使用(家にあるリュック等で構わない)
  3. 重い物を入れすぎない(重すぎると身動きできなくなります)

非常持出袋に入れておくものリスト

みなさんに共通して必要と考えられる品物のリストです。
必要なものは家族構成などで変わってきますので、必要なものを家族で話し合って準備しましょう。

  1. 非常食…カンパンや長期保存ビスケット、チョコレートなど(軽いものがおすすめ)
    ※消費期限があるものは、定期的に入れ替えしましょう。
  2. 飲料水…飲料水として500mlのペットボトル2本程度
  3. 懐中電灯…夜間の避難には必須。
    ※予備の電池も忘れずに
  4. ラジオ…情報収集にかかせません。
  5. 貴重品…現金(小銭もあると便利)、身分証明書・保険証のコピーなど
  6. タオル…包帯や三角巾の代用品。汚れ拭きなど、いろいろ使えるので数枚用意しましょう。
  7. ビニール袋…小物入れ(防水)や給水袋など、いろいろ使えます。
  8. 着替え…下着類やTシャツなどを数枚用意しましょう。
  9. ウェットティッシュ…水道が使えないときに便利です。
  10. 軍手・皮手袋…作業時に手をけがしないように入れておきましょう。
  11. 雨合羽…雨天時の避難は、両手が使えるように雨合羽を使いましょう。
  12. 医薬品…お薬手帳のコピー、マスク、消毒液、絆創膏、風邪薬、胃腸薬、三角巾、包帯など

その他:ライター、ハサミやカッターナイフ、ガムテープ、使い捨てカイロ、筆記用具など

家族構成などによって中身などを工夫しましょう!

  • 例1:乳幼児のいる家庭
    粉ミルク、ベビーフード、哺乳瓶(使い捨てのものが便利)、肌着、オムツ、おしりふき、バスタオル(布団の代わり)など
  • 例2:妊婦のいる家庭
    脱脂綿、ガーゼ、さらし、T字帯、ビニール風呂敷、母子健康手帳のコピーなど
  • 例3:要介護者のいる家庭
    着替え、大人用おむつ、補助具の予備、常備薬、緊急時の連絡先、障がい者手帳のコピーなど
  • 例4:ペットを飼っている家庭
    ペットフード、係留用具、衛生用品(ペットシーツ、タオル)など

非常備蓄品について

災害の規模や状況によりますが、災害発生直後から救援物資が届くまでの期間(時間)は、3日程度かかります。
停電や断水が発生した状況の中、自宅等で避難生活を送ることも考え、家庭や企業等でも、食料品や飲料水、生活必需品などを、少なくとも3日分(可能なら1週間)を目安に備蓄しましょう。
避難生活に備え自宅等に備蓄するものを「非常備蓄品」と言います。

家庭内(地域・事業所)での備蓄の3つのポイント

  1. 使用期限や消費期限に注意しましょう!(定期的に点検・交換を!)
  2. 備蓄場所や備蓄方法を工夫しましょう!
  3. 備蓄する物は、「普段から使うもの」と「災害時に必要なもの」

基本的な家庭内備蓄品リスト

みなさんに共通して必要と考えられる品物のリストです。
必要なものは家族構成などで変わってきますので、必要なものを家族で話し合って準備しましょう。

普段から使うもの

  1. 水(3リットル×3日以上×人数分)
  2. 食料(缶詰、レトルト食品、ドライフーズなどを最低3日分)
    ※赤ちゃんがいる場合は、粉ミルク等も用意しましょう

その他:常備薬、処方薬、除菌シート、ウエットティッシュ、トイレットペーパー、ティッシュペーパー、マスクなど家族構成に応じて必要なものを備蓄しましょう。

災害時に必要なもの

  1. 懐中電灯・ラジオ
  2. 乾電池
    ※各サイズ、揃えておくと便利です。電池の入れっぱなしは液漏れの原因になるので、出して保存しましょう
  3. 燃料(卓上コンロ、ガスボンベ、固形燃料など)
  4. 食品包装用ラップフィルム、クッキングシート、アルミホイルなど

その他:ガムテープ、はさみや缶切り、簡易トイレ、工具類、発電機、ガソリン携行缶、携帯用カイロなど

普段から使うものの備蓄には、「使いながら備蓄する」ローリングストック法(別ウィンドウで開きます)が便利です。今日からでもできる事なので、みんなで取り組みましょう!

災害時は、断水などでトイレが使用できなくなることがあります。簡易トイレや携帯トイレを備蓄していない場合でも、大きいゴミ袋をダンボールやバケツに被せてガムテープなどで固定し、ゴミ袋をもう1枚被せて、袋の下に新聞紙を敷き詰めることで代用することができます。

関連情報

「わが家の防災マニュアル」をお届けします(令和4年度作成)

 

お問い合わせ

総務部防災局防災危機管理課 

電話番号:(097)537-5664

ファクス:(097)533-0252

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