がけ崩れ等の防災工事に対して費用の一部を助成します
大分市では、危険ながけ地の崩壊による被害を防止し、災害から市民の生命を守ることを目的に、「大分市既成宅地防災工事等助成要綱」を策定し、平成18年6月から助成制度を開始しました。

助成制度の概要
※詳細は、下記ダウンロードの「大分市既成宅地防災工事等助成要綱」をご覧ください。
助成対象箇所
- がけ地の高さがおおむね5メートル以上で、傾斜度が30度以上。
- がけ地の危険区域内に現在の住居があり、同じ敷地内に移転可能な土地がない。
- がけ地が人為的なものでその責任が明らかなものや、宅地造成工事によるものは除外する。
- 県が行う防災(急傾斜)事業や他の地方公共団体が実施可能なものは除く。
助成対象工事
コンクリート擁壁、コンクリート張、石積・ブロック積擁壁、法枠、コンクリート吹付け、落石防止柵等。

助成対象者
工事等を行う土地の所有者若しくは管理者または急傾斜地の崩壊により被害を受けるおそれがある者。
助成金額
工事、設計測量および登記手続等に要する費用の額に助成率10分の8を乗じて得た額とし、1戸あたり600万円を限度とする。
(参考)対象戸数が5戸以上の場合は、県の防災(急傾斜)事業の対象となります。
申請までの流れ
- 助成希望者は、申請の前にこの制度の対象となるか河川・みなと振興課へご相談ください。
- 市は申し出により現地調査・確認のうえ助成希望者に助成事業の説明を行い、助成申請書の提出を求めます。
- 申請者は、助成申請書および必要書類を提出し、市は工事に関する要件を審査したのち、学識経験者等からなる委員会に諮り、緊急度・危険度を考慮して優先順位を決定し、助成決定通知書を申請者に通知します。
- 申請者は、工事業者と交わした工事契約書の写しを契約締結後30日以内に提出し、工事完了後に市の竣工検査を受けます。(市の竣工検査は、3月31日までに受ける必要があります。)
- 検査に合格した後、市から助成金が支給されます。
申請の受付期間
毎年4月1日~10月31日(土・日曜日、祝日を除きます)
※ 市の竣工検査を3月31日までに受ける必要があることから、受付の締め切り日を10月31日に設定しています。但し、緊急の場合はこの限りではありません。
申請窓口
河川・みなと振興課 【本庁舎6階】
その他
令和2年4月1日付で要綱の一部を改正しました。
リンク
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