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更新日:2025年5月9日
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熱中症は、気温がそれほど高くない日でも、湿度が高い、風が弱い日や、体が暑さに慣れていないときは注意が必要です。
熱中症対策の目安となる暑さ指数(WBGT)(※)を活用しましょう。
(※)暑さ指数(WBGT)とは…気温、湿度、輻射熱の3要素を用いて算出された指標のことです。
「環境省熱中症予防情報サイト」における暑さ指数情報提供地点「大分」の最新の数値は、こちらをクリックしてください。
暑さ指数による基準域 | 注意すべき生活活動の目安 | 日常生活における注意事項(※1) | 熱中症予防運動指針(※2) |
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危険 (31度以上) |
すべての生活活動でおこる危険性 | 高齢者においては安静状態でも発生する危険性が大きい。外出はなるべく避け、涼しい室内に移動する。 |
運動は原則中止 特別の場合以外は運動を中止する。特に子どもの場合には中止すべき。 |
厳重警戒 (28度以上31度未満) |
外出時は炎天下を避け、室内では室温の上昇に注意する。 |
厳重警戒(激しい運動は中止) 熱中症の危険性が高いので、激しい運動や持久走など体温が上昇しやすい運動は避ける。 10~20分おきに休憩をとり水分・塩分を補給する。暑さ に弱い人は運動を軽減または中止。 |
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警戒 (25度以上28度未満) |
中等度以上の生活活動でおこる危険性 | 運動や激しい作業をする際は定期的に充分に休息を取り入れる。 |
警戒(積極的に休憩) 熱中症の危険が増すので、積極的に休憩をとり適宜、水分・塩分を補給する。 激しい運動では、30分おきくらいに休憩をとる。 |
注意 (25度未満) |
強い生活活動でおこる危険性 |
一般に危険性は少ないが激しい運動や重労働時には発生する危険性がある。 |
注意(積極的に水分補給) 熱中症による死亡事故が発生する可能性がある。 熱中症の兆候に注意するとともに、運動の合間に積極 的に水分・塩分を補給する。 |
(※1) 日本生気象学会「日常生活における熱中症予防指針」Ver.4(2022)
(※2) 日本スポーツ協会「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」(2019)
熱中症は、高温多湿な環境下で、体内の水分やナトリウムなどの塩分のバランスが崩れ、体温調節機能がうまく働かないことが原因で起こります。体内に熱がたまることによって、大量の発汗や吐き気、けん怠感などさまざまな症状が現れ、重症になると意識障害などが起こり、程度によっては死に至る危険性があります。
1.度 | めまい、立ちくらみ、筋肉痛、汗がとまらない |
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2.度 | 頭痛、吐き気、けん怠感(体がだるい) |
3.度 | 意識障害、けいれん、まっすぐ歩けない |
高齢者は、のどが渇かなくても水分補給をしたり、部屋の温度をこまめに測ったりしましょう。
熱中症を疑った際は、命に関わる緊急事態であることをまず認識しましょう。重症の場合は救急隊を呼ぶとともに、現場ですぐに体を冷やし始めることが必要です。
(環境省 熱中症環境保健マニュアル2022から抜粋)
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(※)熱中症特別警戒アラートは、前日の午後2時頃に環境省から発表されます。熱中症警戒アラートは、前日の午後5時頃と当日の午前5時頃に最新の予測値を元に環境省・気象庁から発表されます。