ホーム > 文化・スポーツ・観光 > 歴史 > 展覧会 > テーマ展示 > これまでに開催されたテーマ展示 > 大分市歴史資料館 平成30年度テーマ展示第1回「王朝文化へのいざない 源氏物語絵」
更新日:2019年4月1日
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平安時代には、日本的特色をもついわゆる国風文化(王朝文化)が花開きました。京都の貴族社会で育まれたこの文化は、女性的な要素を強くもっており、我が国独自の仮名文字を生み出したことでも知られています。これにより宮廷では和歌や女流文学が盛行し、日本古典文学の最高傑作といわれる紫式部による『源氏物語』が生まれました。源氏物語の世界観は、平安時代の政治や文化の中心であった貴族たちのきらびやかな生活を彷彿させるものであり、優美でかつ洗練された王朝文化へといざなってくれます。
本展では、当館が所蔵する源氏物語絵を中心に、貝合せや百人一首、さらには大友義統が源氏物語の中から一節を記した「十二月言葉手鑑」などを紹介します。本展を通して、鎌倉時代以降も宮廷を中心に受け継がれ、江戸時代にいたるまで武士やその他にも大きな影響を与えてきた王朝文化を感じていただければと思います。
大分市資料館ニュースvol.118(PDF:2,392KB)
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