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更新日:2024年3月28日
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「100年フード」は、日本の各地で世代を超えて受け継がれる食文化の継承を図る取り組みとして、各地の食文化をとして認定したものです。
令和3年から始まり、令和5年度に50件が認定され、これまでに250件が認定を受けています。
「戸次(へつぎ)のほうちょう」は、令和6年3月5日に認定を受けました。大分市では初めての認定となります。
戸次地区で古くから作られている「ほうちょう」は、3m近くに延ばした一本麵が特徴で、風味豊かな出し汁につける食べ方は、古来より地域に伝わってきたものです。その食べ方や製法は、江戸時代の文献にも記され、かつては大分市や周辺地域でも食べられていましたが、手間がかかることから家庭では次第に作られなくなりました。
戸次地区で活動する戸次鮑腸保存会(へつぎほうちょうほぞんかい)が作る「ほうちょう」の製作技術は、大分市指定無形民俗文化財「戸次のほうちょう作り」にも指定されています。保存会が作る「戸次のほうちょう」は、地元の地域イベントなどで食べることができます。
お立ち寄りの際は、ぜひご賞味ください。
文化庁「100年フード」サイト(別ウィンドウで開きます)