PIO-NETにみる2020年度消費生活相談の概要について
Q:2020年度の消費生活相談にはどのようなものがありましたか?
A:「全国生活情報ネットワークシステム(PIO-NET:パイオネット)によって収集された2020年度の消費生活相談情報は下記のとおりです。
- 総相談件数は939,343件で、2019年度(939,575件)とほぼ同じ件数だった。
- 架空請求の相談件数は2.8万件と昨年度の10.9万件から大幅に減少した。
- 新型コロナウイルス関連の相談は79,839件寄せられた。
- インターネット通販で商品が届かないなどのトラブル、健康食品・化粧品などの定期購入トラブル、火災保険申請サポートなどのトラブル、広告表示を大幅に上回る請求がなされたなど修理サービスのトラブルなどの増加が目立った。
- 通信販売に関するトラブル(インターネット通販に関するトラブルなど)の相談割合が2019年度の32.9%から39.7%へ大幅に増加した。
- 販売方法・手口別では、テレビショッピングでは、70歳以上の高齢者から健康食品、化粧品、医薬品類に関する相談、ネガティブ・オプションでは海外から注文した覚えのないマスクが届いたという相談、代引配達では洋服やかばんに関する相談がみられた。
詳細については、国民生活センターホームページ(別ウィンドウで開きます)をご確認ください。
過去の傾向を参考にしていただき、消費生活のトラブルに対応していきましょう。
上記のような事例に自分がまきこまれていると思ったら、一人で悩まずに「ライフパル」または、「消費者ホットライン=局番なしの『188』」を利用しましょう。
ライフパル消費生活相談専用電話(097)534-6145
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