更新日:2024年6月6日
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飼い主のいない猫に起因する問題が生じても、被害を受けている人は、飼い主がいないため不満のやり場がなく、猫を嫌うようになるほか、エサを与えている人がいる場合、険悪な関係になる場合もあります。
しかし、飼い主のいない猫は、もともと不適正な飼養管理や遺棄により増えたもので猫に罪はありません。
猫を排除するのではなく、地域の問題としてとらえ、飼い主のいない猫と共生する「地域猫活動」を行うことにより、問題が改善・解消された事例が増えています。
地域住民の合意を得て、飼い主のいない猫に不妊去勢手術を施してこれ以上増えないようにし、一代限りの命を全うするまで地域のルールに従って適正に管理をする活動です。
地域猫活動に不妊去勢手術は不可欠です。
飼い猫を誤って手術しないように、飼い猫に首輪を付ける、屋内飼養を徹底してもらうなど、飼い主の協力を得ることが大切です。
また、不妊去勢手術の際に、耳の先端部をV字にカットしてもらいましょう。
大分市に登録した地域猫活動グループに対し、猫を捕獲するための捕獲器の貸し出し、および不妊去勢手術費用の一部を助成しています。
詳しくは、下記の「地域猫活動の支援について」をご覧ください。
エサをあげる場所は、地域住民に迷惑のかからない場所にします。
決められた場所、時間にエサを与え、食べ終わるのを待って容器を回収し、周辺の清掃をしましょう。
※置きエサは絶対にやめましょう!
カラスが来たり、ハエ・ゴキブリなどの害虫発生や悪臭の原因となります。
地域住民の理解が得られる場所にトイレを設置します。
排泄に十分な大きさの容器に、『猫砂』などを入れたトイレを準備し、常に清潔を保ちましょう。
活動地域における捨て猫などを防止するため、パトロールを行いましょう。
また、ふんなどを見つけたら、すみやかに処理、清掃し環境美化に努めましょう。
地域猫活動を行うグループは、市に登録をしてください。市の支援を希望するグループは、あらかじめ市に登録が必要です。
次の書類を大分市動物愛護センターに提出してください。
上記の申請内容を審査し、「地域猫活動グループ登録可否決定通知書」により登録の可否を申請者に通知します。
※市に登録し地域猫活動を行うには、活動地域の自治会長および班長へ地域猫活動について説明を行い、合意を得ることが必要です。
※グループの代表者や構成員、管理している地域猫などに変更がある場合は、変更の届出が必要です。
大分市に登録した地域猫活動グループに対し、猫を捕獲するための捕獲器の貸し出し、および不妊去勢手術費用の一部を助成しています。
希望するグループに対し、地域猫の不妊去勢手術を行うため捕獲器の貸し出しを無償で行っています。
次の書類を大分市動物愛護センターに提出してください。
上記の内容を審査し、適当であると認めた時は捕獲器を貸し出します。
原則2カ月間です。
※捕獲器の使用にあたっては、遵守事項(PDF:56KB)に従うとともに、亡失や損傷がないように十分留意してください。
令和6年度の助成金の詳細につきましては、地域猫不妊去勢手術助成金についてをご参照ください。
申請予定状況を把握し、お知らせするため、動物病院で手術を検討している場合は、大分市動物愛護センター(電話番号:097-588-2200)あて事前にご連絡ください。
一頭あたり上限オス1万円、メス2万円
ただし、ノミ取りなどの費用は助成対象外。
グループの登録が決定した後に実施した地域猫の不妊去勢手術について、助成金の交付を受けようとするグループは、次の書類を大分市動物愛護センターに提出してください。
こちらをご参照ください。
申請の内容を審査のうえ、交付の可否および交付決定額を「地域猫不妊去勢手術助成金交付可否決定通知書」により申請者に通知します。
交付の決定を受けたグループは、「地域猫不妊去勢手術助成金請求書(様式第6号)」により請求してください。
※グループが偽りその他不正な方法により助成金の交付の決定を受けた時は、市はその決定を取り消し、または助成金の返還を求めることができます。
大分市動物愛護センター
〒870-1201 大分市大字廻栖野3231番地47(みどりマザーランド内)
電話:097-588-2200
ファクス:097-588-2210
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