更新日:2022年6月27日
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大分市では、飼い主のいない猫や外飼い猫(飼い猫のうち、屋内外を自由に行き来できる猫および屋外で飼養されている猫)に関するふん尿被害や無責任なエサやりなどの相談件数が増加傾向にある他、交通事故や無秩序な繁殖の結果生まれた子猫の引取りなどにより多くの猫が命を落としています。
これらの猫に係る問題を解決するために、飼い猫については、飼い主の責務と適正な飼養管理を、飼い主のいない猫については、”地域猫活動”の取り組みを規定した「大分市猫の適正飼養・管理ガイドライン」(PDF:1,544KB)を策定しました。
本ガイドラインに基づく取り組みにより、”猫の殺処分頭数の削減”、”猫に係る被害の減少”、”地域コミュニティーの活性化”を図り、人と猫が共生するまちづくりを目指します。
猫にエサを与えたいと思う気持ちは悪いことではなく、むしろ小さな命を慈しむ優しい気持ちは大切なことだと思います。
しかし、地域の中には、猫の苦手な人、猫の存在に困る人がいることを忘れてはいけません。
猫にエサを与える優しい気持ちで、地域のこと、近所に住んでいる人のこと、望まれずに生まれてくる子猫のことを考えてください。
猫の排除や、猫にエサを与える人、適正な飼養管理をしていない飼い主への非難だけでは、残念ながら猫の問題は解決しません。
飼い主のいない猫は、元は人の不適正な飼養管理や遺棄により増えたものです。
猫の世話をしている人と話し合い、何が問題なのかを見極めて、問題解決を目指してください。
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