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更新日:2021年12月10日

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犬の逃走を未然に防ぐために飼い主ができること

犬の飼い主の皆さんへ

令和3年12月、大分県内で首輪の留め金が破損したため犬が逃げ出し、児童が咬まれ大けがを負う事案が発生しました。

犬の飼養には以下の点について改めて注意し、適正飼養をお願いします。

犬の逃走を未然に防ぐための対策

万が一に備えて、二重、三重の対策をお願いします!

係留用リードの不具合

  • 散歩の前後に、係留用リードに不具合がないか必ず確認する習慣をつけてください。特にナスカン付近に不具合がないか注意してください。
    不具合を見つけたらすぐに新しいリードに交換してください。
  • 係留用リードを購入する際には、用途に応じたものであるか、犬の体格や体重に合っているか確認してください。
    また、布製リード、ワイヤーリード、鎖といった各リードのもつ特性を理解し、犬の体格や体重、犬の健康状態(重量のあるリードだと体に負担がかかるなど)、犬の性格(リードを咬みちぎるなど)も考慮し、総合的にみて耐久性が高く犬に合ったリードを購入してください。
  • 係留用リードの定期的な交換をお願いします。
  • 係留用リードから散歩用リードに付け替える際は、係留用リードを外す前に散歩用リードを装着し、その後係留用リードを外すなどの工夫をし、係留を確実に行いましょう。

リードの金具ナスカンの写真

ナスカン

犬がつながれている絵

敷地周囲の塀、柵、門扉の不具合

  • 柵の高さを、前足がかからない程度に高くしてください。
  • 柵の下の隙間を埋めてください。
    鼻先が入る程度の隙間でも、逃走経路になることがあります。
  • 柵の周囲に、足をかけられるようなものを置かないよう、注意してください。
    エアコンの室外機や植木鉢などに足をかけ、逃走してしまう犬もいます。
  • 塀や柵に不具合が発見された場合は、早急に対処してください。
  • 訪問者が門扉を閉め忘れる場合も見受けられます。
    訪問者に犬を飼っていることが分かるように、大分市動物愛護センターや大分市保健所から配布した犬のシールや注意書きの掲示をお願いします。

家の戸の閉め忘れ、鍵のかけ忘れ

扉の開け閉めの際に周囲に犬がいないことを確認したのち、確実に扉を閉め、施錠してください。

室内で犬を飼っている飼い主さんへ。

  • 気温が高くなる時期は、網戸のまま外出しないよう十分注意してください。
  • 外出の際は、犬をケージに入れて留守番させる習慣をつけてください。
    また、来客時にもケージに入れ、逸走に備えた管理をお願いします。
  • 出入り口付近にゲートを利用した逸走防止柵を設置したり、敷地の周囲に塀や柵を設置するなど二重、三重の対策をお願いします。

室内からの逃げ出し防止の柵の絵

雷、花火

犬は雷鳴や花火の音などの大きな音が苦手です。犬がパニックになり、逃走してしまうことがあります。夏場は十分な対策をお願いします。

室内で犬を飼っている飼い主さんへ。

  • 雷雨が予想される日や花火大会の日は、戸や雨戸をきっちり閉めてなるべく音を聞かせないようにするなどの対策をお願いします。

屋外で犬を飼っている飼い主さんへ。

  • 雷雨が予想される日や花火大会の日は、犬を屋内に移動するなどの対策をお願いします。

扉を閉めた室内にいる犬の絵

首輪や胴輪の不具合

  • 首輪や胴輪の適切なサイズ調節を行ってください。
    首輪のサイズは、犬の首と首輪の間に指が2本(人差し指と中指)入るくらいが目安となります。

指2本を差し込んで首輪の締め具合をみている写真

散歩中にリードを放す

  • 散歩は、犬に合ったリードで確実に係留し行ってください。
    散歩用リードが犬の体格や体重に合っていないと、犬の制御が難しくなります。
  • 犬の散歩は、犬を制御できる人が行ってください。
    咬傷事故(犬による咬みつき事故)を防ぐためにも、小さなお子さんのみに散歩をまかせず、ご家族の方が付き添って行うようお願いします。

放し飼い

  • 犬の放し飼いは、「大分県動物の愛護及び管理に関する条例」で禁止されています。

係留されていない犬は、交通事故に遭い命を落とす確率が高くなります。

また、人間や他の犬に咬み付き咬傷事故を起こす可能性もあります。

愛犬の命を守るためのみならず、他人に迷惑をかけないためにも犬は必ず係留しましょう。

 

飼い主さんが十分注意していても犬が逃げ出してしまうことはあります。

犬がいなくなったら「すぐに」大分市動物愛護センター(おおいた動物愛護センター内)までご連絡ください!

大分市動物愛護センターが保護収容した犬の情報は、大分市役所ホームページ内の『犬の保護収容情報』に掲載していますのでご確認ください。

パソコン、スマートフォンからご覧になれます。

また、掲載以外の犬(一般家庭で保護されている犬、負傷し動物病院に運び込まれている犬など)の情報も保健所で集約していますので、該当すると思われる犬の情報を入手した場合にはこちらから連絡します。

問合せ先

大分市動物愛護センター(おおいた動物愛護センター内)

大分市大字廻栖野3231番地47

電話 (097)588-2200(平日午前8時30分~午後5時15分)

       (097)536-2222(土・日曜日、祝日および平日の上記時間帯以外 大分市保健所時間外対応)

ファクス(097)588-2210

Eメール eisei2@city.oita.oita.jp

愛犬には必ず鑑札と狂犬病予防注射済票を装着しましょう!

鑑札と狂犬病予防注射済票は、登録された犬もしくは狂犬病予防注射を受けた犬であることを証明するための標識です。

犬の飼い主には、鑑札と狂犬病予防注射済票を飼い犬に装着することが「狂犬病予防法」により義務付けられています。

鑑札には登録番号が、狂犬病予防注射済票には注射済番号が記載されています。

もしも飼い犬が迷子になっても、装着されている札の番号から確実に飼い主の元に戻すことができます。

鑑札

平成25年度までの鑑札の画像

平成25年度まで

平成26年度以降の鑑札の画像

平成26年度以降

 

狂犬病予防注射済票

※年度ごとに赤、青、黄色と色が変わります

 R3済票

迷子の犬猫をお家に帰そうプロジェクトの画像

関連情報

お問い合わせ

福祉保健部衛生課大分市動物愛護センター

大分市大字廻栖野3231-47(おおいた動物愛護センター内)

電話番号:(097)588-2200

ファクス:(097)588-2210

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