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更新日:2025年3月1日
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日本では、自殺対策基本法に基づき、毎年9月10日から16日を「自殺予防週間」、毎年3月を「自殺対策強化月間」と定めて、国、地方公共団体、関係団体等が連携して「いのち支える自殺対策」という理念を前面に打ち出した啓発活動を推進しています。
自殺や精神疾患についての正しい知識の普及を図るとともに、これらに対する偏見をなくすため、9月10日の「世界自殺予防デー」からの1週間を「自殺予防週間」と定めています。
さまざまな悩みが重なると、誰でも「心が苦しい」「生きるのがつらい」といった気持ちになるものです。相談することで少しほっとするかもしれません。悩みがあるとき、困っているときは、ひとりで抱えずに誰かに話してみませんか。
例年3月は、進学や就職、転勤など、生活環境が大きく変わることが多い時期ということもあり、年間の月別自殺者が多くなる傾向にあります。そのため国は、毎年3月を「自殺対策強化月間」と定めました。
「誰も自殺に追い込まれることのない社会」の実現のためにも、互いに支えあう気持ちをもつことで守られるいのちがあります。
どうかひとりで悩みを抱え込まずに、まずは家族や友人、職場の同僚など、身近な人にひとこと相談してください。もし、身近な人には相談しづらい、あるいは相談できる人が周りにいないというときは、下記の相談窓口一覧をご参照いただき、あなたの不安やつらい気持ちを伝えてください。
また、身近な人の悩みに気づいたら、温かく寄り添いながら悩みに耳を傾け、専門家への相談を勧めて優しく見守りましょう。