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更新日:2024年8月29日
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身近な人の悩みに「気づき」「声をかけ」「話を聞き」「必要な支援につなげ」「見守る」人のことをいいます。特別な資格ではなく、誰もがゲートキーパーになることができます。
家族や仲間の変化に気づきましょう。
<周囲の人が気づく、うつ病を疑うサイン>
大切な人が悩んでいることに気づいたら、一歩勇気を出して声をかけましょう。
<例>
「眠れてますか?」「どうしたの?つらそうだけど…」
「何か悩んでる?よかったら、話して」「元気ないけど、大丈夫?」
「何か力になれることはない?」
傾聴とは、相手の話に耳を傾け、熱心に話を聞くことです。本人を責めたり、相手の考えを否定することは避けましょう。
話を聞いたら、ねぎらいの気持ちを言葉にして伝えましょう。
<例>
「話してくれてありがとう」
「大変でしたね」「よくやってきましたね」
相談者の悩みを専門機関へつなげましょう。紹介にあたっては、相談者のことを第一に考え、了承を得てから行いましょう。
<例>
「こんな相談窓口があるよ」「一緒に相談に行きませんか?」
連携した後も、必要があれば相談にのることを伝えましょう。
上記の役割のうち、どれかひとつができるだけでも、悩んでいる方にとっては大きな支えになります。
市民のみなさまを対象に、ゲートキーパーの役割や、声のかけ方、話の聞き方などを学ぶ研修会を開催しています。
専門機関を対象に、より実践的な内容で研修を行っています。
ゲートキーパー養成講座を、お住まいの地域の公民館等で実施します。