更新日:2024年1月4日

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大分市の自殺の現状・取り組み

大分市の自殺の現状

平成10年に3万人を超えた我が国の自殺者数は、官民一体となった取り組みにより、平成22年以降減少傾向となりましたが、新型コロナウイルス感染症の影響で自殺の要因となりうるさまざまな問題が悪化したことなどにより、令和2年以降は増加に転じ、依然として年間2万人近くの人が亡くなっています。
大分市においても、令和元年には62人にまで減少しましたが、令和2年以降は全国的な状況と同様に年々増加が見られています。令和4年の自殺者数は75人となっており、例年に比べて特に女性の自殺が増加しています。

自殺の背景には、過労、生活困窮、育児や介護疲れ、いじめ、孤独・孤立などのさまざまな社会的要因があり、自殺行動に至った人の多くは、そのような悩みにより心理的に追い詰められ、正常な判断ができない状態となっていたということが、後の調査で明らかになっています。このように、自殺は個人の自由な意思や選択の結果ではなく、「その多くが追い込まれた末の死」であり、社会全体で自殺対策に取り組む必要があります。

「大分市民のこころといのちを守る自殺対策行動計画延長計画」を策定しました

本市では、平成27年9月に制定された「大分市民のこころといのちを守る条例」に基づき、平成28年12月に「大分市民のこころといのちを守る自殺対策行動計画」を策定しました。

その後、令和4年に計画の一部を見直し、「大分市民のいのちとこころを守る自殺対策行動計画延長計画」を策定し、現在9つの施策とそれに関する109の取り組みを推進しています(No.67「豊の都市校区ひとづくり推進事業」は事業自体が終了となったため取り組みから削除)。

 

「大分市民のこころといのちを守る自殺対策行動計画延長計画(冊子版)」(PDF:5,544KB)

「大分市民のこころといのちを守る自殺対策行動計画延長計画(概要版)」(PDF:3,893KB)

自殺予防週間・自殺対策強化月間

国では、毎年9月10日から16日を自殺予防週間、3月を自殺対策強化月間としています。大分市では、街頭キャンペーンや啓発用グッズの配布、のぼり旗の設置等を通して普及啓発を行っています。

 

相談窓口一覧

「相談窓口一覧」みまもんきーがご紹介します(大分市内におけるさまざまな相談窓口一覧)

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お問い合わせ

福祉保健部保健予防課 

電話番号:(097)536-2852

ファクス:(097)532-3356

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