ホーム > くらし・手続き > 人権・同和問題 > 人権啓発センター(ヒューレ おおいた) > ヒューレおおいた1月特別展 「日常の中にある部落差別 "マイクロアグレッション"ってなに」パネル展
更新日:2023年12月26日
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差別解消に向けたさまざまな取組により、被差別部落の生活環境は、大きく改善され、あからさまな部落差別は、軽減されてきました。
一方で、各地の地方自治体が実施している人権問題に関する意識調査にもあらわれているように、結婚に際して、あるいは住宅を選ぶ際の忌避意識は、依然として存在し、またインターネット上では、部落に対する偏見や差別をあおるような言説が拡散されるなど厳しい現実があります。
こうした部落に対する否定的な言動、状況は、たいていの場合、無意識、無自覚におこなわれることが多いことから、それを差別として認識したり、対処することが難しく、部落の人びとを苦しめる要因となっています。
今回の特別展では、部落出身者が日常的に受けている差別的な言動や状況"マイクロアグレッション"に焦点をあて、関東、中部、関西、中国、九州在住の21人の部落出身者の方々にインタビューを行い、部落出身であるがゆえに経験する"しんどさ、モヤモヤ"感を追体験することができます。
本特別展が差別を差別として認識し、差別をどうやってなくしていくのかを考えるきっかけになることを願っています。
「ありふれた日常の中にある、ちょっとした言葉や行動の状況であり、意図の有無にかかわらず特定の人や集団を標的とし、人種、ジェンダー、性的指向、宗教を軽視したり侮辱したりするような、悪意ある否定的な表現のことである」(デラルト・ウィン・スー 2020)
ヒューレおおいた(人権啓発センター)
J:COM ホルトホール大分 1階
令和6年1月5日(金曜日)~1月31日(水曜日)
午前9時~午後6時 ただし、最終日は正午まで
※休館日/毎月第2・第4月曜日(ただし、その日が休日に当たる場合は、その後の休日以外の日)