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更新日:2024年2月22日

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第48回憲法記念講演会~憲法をくらしに生かす市民のつどい~を開催しました

本市では、日本国憲法の意義を広く市民の皆様とともに考えることを目的として「憲法記念講演会~憲法をくらしに生かす市民のつどい~」を開催しています。

今回は、プロボクサーOPBF東洋太平洋2階級王者の菊池 真琴(きくち まこと)氏を講師にお招きし、「拳で大分から世界へ。過程でみえた人権と多様性。」と題し、362名もの多くの皆様にご参加いただき、ご講演いただきました。

  菊池真琴氏講演    R6憲法会場全体

日時・場所

日時:令和6年2月2日(金曜日)午後2時~3時30分

場所:コンパルホール1階 文化ホール

講師

菊池 真琴 氏

(プロフィール)

1986年大分県竹田市にて誕生。小学校3年生より剣道を始める。中学校2年生時、竹田中学校から国東町立富来中学校へ。剣道部所属。九州大会・全国中学校剣道大会に出場。熊本県立阿蘇高等学校進学。インターハイ・国民体育大会で3位入賞。東海大学体育学部武道学科進学。全日本学生2位、3位等経験。2018年全日本ボクシング選手権ウェルター級チャンピオン(アマチュア)。東京2020強化指定選手。2019年アジア選手権日本代表。2019年全日本選手権ウェルター級2位。2020年東京五輪リザーブド登録辞退。プロ転向。2021年プロデビュー戦敗北。2022年2戦目TKO勝利。日本・東洋タイトル挑戦権獲得。2022年東洋太平洋女子バンタム級王座決定8回戦タイトル獲得。2023年東洋太平洋女子スーパーバンタム級王座決定戦8回戦タイトル獲得。2023年東洋太平洋女子スーパーバンタム級王座決定戦8回戦タイトル防衛。

講演の概要

中学生時代、性別を理由に、希望した剣道部への入部を断られた。再度剣道部への入部を試みようと転校を考えるが、見学時に顧問から才能がないと断言され、転校を断念する。ある時、別の中学校の剣道部の顧問と出会い、剣道をする自分を認めてもらったことで、練習に打ち込めるようになり、全国選抜大会で優勝することができた。
高校入学後も剣道を続け、練習試合で勝利を重ねたが、大会で選手として起用されることはなかった。この現実を受け止めることができず、一人県外へ向かい家を飛び出したものの、追いかけてきた母親に説得され、帰郷する。
その後も剣道は続けたが、日本一にはなることができず、劣等感を感じたまま社会人となり、職を転々とした。
そんな中、後輩の死をきっかけに始めたボクシングで日本一を目指すことを決意し、日本一、アジア一となる。今後は、女子ボクシングの知名度向上を目標にプロの世界で邁進していきたいと考えている。
最後に、自身がLGBTQ+であることは、今日の講演で話してきた「菊池真琴」という一人の人間の個性のほんの一部に過ぎず、特別視されることのない社会を目指しカミングアウトした。私は、幼少時代から個性的な人間だったが、身の回りにそのような人間がいた場合、その人との交流を断つのではなく、部分的でもいいので受け入れてほしいと思っている。

お問い合わせ

企画部市長室 

電話番号:(097)537-5600

ファクス:(097)537-5656

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