南海トラフ地震臨時情報を知っていますか

令和6年8月8日の日向灘（宮崎県の沖合）の地震に伴い発表された「南海トラフ地震臨時情報」は、南海トラフ地震の想定震源域において大規模地震の発生可能性が平常時より相対的に高まっていると評価された場合などに発表される情報です。
情報名の後にキーワードを付記して「南海トラフ地震臨時情報（巨大地震注意）」等の形で情報発表します。

「南海トラフ地震臨時情報」が発表されても南海トラフ地震が必ず発生するとは限りませんが、政府や大分市から取っていただきたい行動等をお知らせしますので、それに応じて、「日頃からの地震への備えの再確認」に加え、すぐに避難できる態勢の維持などの「特別な備え」をお願いします。

また、「南海トラフ地震臨時情報」が発表されなくても大規模地震が発生することがありますので、日頃から家具等の固定や避難場所・避難経路の確認等を行い、地震に備えておきましょう。

地震発生時には、まずは身を守る行動をとりましょう

大きな揺れを感じたら、机の下に入ったり、カバンなどで頭を守る行動をしてください。
屋外では塀やがけなどの危険な場所から離れてください。
沿岸部など津波の浸水が想定される地域にいる場合は、海から離れ高台など安全な場所へ速やかに避難してください。

地震発生時の行動

「南海トラフ地震臨時情報」が発表された際の防災対応

対応を行う期間	南海トラフ地震臨時情報（巨大地震警戒）	南海トラフ地震臨時情報（巨大地震注意）
地震発生から 1週間	日頃からの地震への備えの再確認に加え、地震が発生したらすぐに避難できるための準備地震発生後の避難では間に合わない可能性のある住民は事前避難 ※大分市に事前避難対象地域はありません	日頃からの地震への備えの再確認に加え、地震が発生したらすぐに避難できるための準備
1週間経過後から、さらに1週間	日頃からの地震への備えの再確認に加え、地震が発生したらすぐに避難できるための準備	大規模地震発生の可能性がなくなったわけではないことに留意しつつ、地震の発生に注意しながら通常の生活を行う
2週間経過後	大規模地震発生の可能性がなくなったわけではないことに留意しつつ、地震の発生に注意しながら通常の生活を行う

対応を行う期間

南海トラフ地震臨時情報（巨大地震警戒）

南海トラフ地震臨時情報（巨大地震注意）

地震発生から

1週間