更新日:2024年9月11日
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大分市上下水道局では、下水道の普及促進の取り組みとして、令和5年3月に平成9年以来26年ぶりにデザインマンホール蓋のデザインを新しくしました。
大分市にまつわる民話や伝説をモチーフにデザインしたマンホール蓋をぜひご覧ください。
新デザインは「大分市らしさ」が感じられ、将来のまちづくりを担う子どもや子育て世代を中心に下水道に親しみと関心をもってもらえるよう、大分市在住で、全国的にも著名な絵本作家である「ザ・キャビンカンパニー」に制作を委託しました。
「瓜生島伝説」をモチーフにデザインしたマンホールです。
キリシタン大名として知られる大友宗麟が生きた時代、南蛮貿易の窓口として栄えた島であったとされる幻の「瓜生島」の様子が描かれています。
その港に浮かぶ異国情緒あふれる南蛮船から積み下ろしされる象・孔雀・虎や螺鈿細工の箱などの品々が描かれています。
港に行き交っているのは、南蛮より訪れた異国の人々です。
「猿酒」という民話をモチーフにデザインしたマンホールです。
その昔、中屋玄通(なかや げんつう)という行商人が高崎山のふもとでカニに足をはさまれ苦しんでいる猿を助けてあげました。
それを喜んだ猿は、猿が果実を口に噛んで造るという大変美味なお酒「猿酒」が湧き出る大きな岩へ玄通を案内しました。
玄通はその「猿酒」を売り歩き、巨万の富を築いた大商人になったというお話です。
猿の首に巻いている手ぬぐいや猿酒が入ったひょうたんには、高崎山やかぼす、ビワ、しいたけ、いちじくが描かれています。
汚水蓋「南蛮渡来物語」:ガレリア竹町通商店街 ドーム広場内
雨水蓋「猿酒」:ガレリア竹町通商店街 西側入口付近
※マンホール蓋(カラー)をご覧になる際は、歩行者等の通行にご注意ください。
上下水道局1階にデザインマンホール蓋を展示しています。
2枚一緒に写真がとれるのはここだけです。
デザインマンホール蓋の横に立って写真撮影も可能です!
【開庁時間】月曜日から金曜日 午前8時30分~午後5時15分(祝日・休日および12月29日から1月3日を除く)
※展示中の「南蛮渡来物語」「猿酒」は、令和6年10月19日(土曜日)に富山県富山市で開催される「第12回マンホールサミットinとやま」に展示・貸出しのため、令和6年9月11日(水曜日)~11月中旬頃まで上下水道局にはありません。ご来庁の際はご注意ください。
マンホールサミット詳細はこちら→第12回マンホールサミットinとやま(別ウィンドウで開きます)
上下水道局西側道路に設置しました。
今後は、市内の下水道管新設に伴うマンホール蓋の設置時や老朽化したマンホール蓋の交換時に順次設置を行っていきます。
【南蛮渡来物語】
【猿酒】