コンポスト容器を使用されているお宅へ取材に行ってきました!!
大分市では、燃やせるごみの約6割を占める生ごみ減量のために、生ごみ処理容器(コンポスト容器、ボカシ容器)の貸与を行っています。
今回、コンポスト容器を活用し、生ごみ減量に取組んでいただいている賀来にお住まいの安部さんにお話を伺ってきました。
↑安部さんとコンポスト
(問)はじめたきっかけを教えてください。
市の生ごみ減量化事業を市報で知ったので23年度に申し込みました。
以前は段ボールコンポストを使用していたこともあり、もともと生ごみ減量化に関心があったことも大きいと思います。
(問)使用した感想をお聞かせください。
畑に設置してほぼ毎日生ごみを投入するため、燃やせるごみの量が使用前に比べ、3分の1ほどまで減りました。
使用していると、土がやわらかくなった気がします。せん定した葉や茎なども投入できるので便利ですね。
(問)全くにおいがなく、よい状態を保っていらっしゃいますが、使用する上で何かコツはありますか。また、他の使用者の方は、夏場に虫が湧いたりするので困るという方がいらっしゃるんですが、いかがですか。
よく混ぜて土を被せると、においはほぼしませんし、虫も出にくくなるようです。
においが出る生ごみの投入を控えたりはしています。
混ぜるのに多少は力が必要になりますが、体力作りに丁度よいです。
冬場など、発酵が遅く感じる時は、発酵促進剤を入れたりしています。
↑コンポストの中はきれいでした。においも虫も全くなかったです!
(問)どのぐらいで堆肥として使えるようになりますか。また、出来上がった堆肥は、どのように使われていらっしゃいますか。
およそ3~4カ月で容器を移動させています。
コンポストを移動させた後に土と混ぜて、3~4カ月熟成させて木や野菜を植えています。
↑2個並べられたコンポスト。使用後はコンポストがある所に土をかぶせて熟成させて、新しく木や野菜を植えるそうです。
(問)いろいろな種類の野菜や樹木が植えられていますね。
かぼちゃ、ゴーヤ、ナス、オクラ、ニラ、レタスなど、季節ごとにさまざまな収穫があります。
孫と野菜を収穫したりすると、一層楽しいですね。
↑安部さんが育てている野菜の一部です。収穫が楽しみですね!
↑笑顔で取材に応じてくださった安部さん。
お話を伺う中で、生ごみ減量に高い関心をお持ちであること、環境行政にご協力をいただいていることが深く伝わってきました。
この「ごみ減量への関心」が重要であると感じた取材でした。
取材に応じてくださった安部さん、まことにありがとうございました。
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