更新日:2026年2月17日
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人権尊重社会の実現に向け、市民の人権意識の普及、高揚を図るため、年4回個別の人権問題をテーマに人権啓発ポスターを作成し、人権啓発センターをはじめ市役所本庁舎、鶴崎支所、稙田支所、坂ノ市支所、大在支所、大南支所、野津原支所、佐賀関支所の掲示板に掲示しています。

タイトル:それ、実名でも投稿できる?~忘れないで 画面の向こうに人がいることを~
スマホを見るのが怖い…。
知らない人たちがネット上で私を責め続ける。
「頭おかしいんじゃないの?」「消えろ」「気持ち悪い」
目の前のスマホに映るのは、ただの文字。だけど、その文字が私の世界を壊していく。
私がなにか悪いことをした?ただ自分の意見を書き込んだだけなのに・・・。
私がいなくなれば満足するの?もう、消えてしまいたい・・・。
インターネットは間違った使い方をすれば、簡単に人を傷つける"凶器"になります。
「冗談のつもり」「みんな言っているから」-そんな軽い気持ちで書き込んだ言葉が、誰かの心を深く傷つけてしまうかもしれません。
誰もが安心してインターネットを利用するためには、自分の行動や人権意識について考えることが大切です。
情報発信する前に「その書き込みに責任が持てるのか」「一時的な感情で書き込みしていないか」、少し立ち止まって考えてみてください。
「情報流通プラットフォーム対処法」が施行されました
2024年(令和6年)5月に「プロバイダ責任制限法」が改正され、SNSを運営する大手事業者に対し、投稿の削除を申請する窓口の整備や手続きの公表などを義務付けるほか、
被害者の削除申請に応じるかどうか通知することや、削除の判断基準を公表することになりました。
また、名称も「情報流通プラットフォーム対処法」に変更されました。
この法律により、問題のある投稿を削除しやすくなることから、誹謗中傷や差別の拡大防止が期待されています。

タイトル:すべての高齢者が笑顔で暮らしていくためには?
高齢化が急速に進展する中、高齢者虐待の件数が増加しており、家庭や施設での人権侵害が深刻な問題となっています。
また、近年では、認知症を抱える高齢者が増え、本人の意思や尊厳が十分に尊重されないケースも見られます。
さらに、高齢者を狙った詐欺事件も後を絶たず、経済的な被害とともに精神的な苦しみを抱える人も少なくありません。
私たちは、誰もが等しく年を重ねていきます。だからこそ、高齢者が尊厳を持って笑顔で暮らしていくことができる共生社会を築くことは、
すべての世代が安心して暮らせる社会の実現につながります。
一人ひとりが高齢者の人権に対する理解を深め、思いやりと尊重の心を持つことが大切です。

タイトル:ハンセン病を知っていますか?
ハンセン病とは、「らい菌」と呼ばれる細菌に感染することによって、皮膚に発疹ができたり、末梢神経障害を引き起こす病気です。
感染力が非常に弱いため、実際に感染して発病することはほとんどありません。早期に治療を受ければ完治し、遺伝することもありません。
かつては、有効な治療薬がなかった時代もあり、その頃は症状が進むと体の一部が変形したり、恐ろしい伝染病であると誤解されていたため、偏見や差別の対象となりました。
さらに、1996年(平成8年)に「らい予防法」が廃止されるまで、ハンセン病患者の強制隔離政策が続き、家族も差別を受けるなど、
社会全体で誤解や差別を助長する状況が長年続いていたのです。
今もなお、ハンセン病に関する偏見や差別はなくなっていません。
偏見や差別を解決していくために私たちに必要なことは「物事を正しく知り、お互いを尊重すること」ではないでしょうか。
太陽は輝いた
90年、長い長い暗闇の中
一筋の光が走った
鮮烈となって
硬い巌を砕き
光が走った
私はうつむかないでいい
みんなと光の中を
胸を張って歩ける
もう私はうつむかないでいい
太陽は輝いた
2001年(平成13年)5月11日、熊本地方裁判所で、ハンセン病患者の隔離政策を続けてきた国の責任を問う「らい予防法違憲国家賠償請求訴訟」の判決が下され、原告が勝訴の感動を綴った詩。