更新日:2026年2月17日
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人権尊重社会の実現に向け、市民の人権意識の普及、高揚を図るため、年4回個別の人権問題をテーマに人権啓発ポスターを作成し、人権啓発センターをはじめ市役所本庁舎、鶴崎・稙田市民行政センター、坂ノ市支所、大在支所、大南支所、野津原支所、佐賀関市民センターの掲示板に掲示しています。

タイトル:差別をなくすのは誰?

タイトル:「ねぇ知ってる?」では済まないアウティング そのフェイクいつかヘイトに変わるかも
アウティングとは、本人の了解を得ずに、秘密やプライバシーに関する情報を第三者に暴露する行為のことです。アウティングは、当事者の生活を破壊しかねない行為として、LGBTだけでなく、同和問題(部落差別)をはじめとするあらゆる人権課題においても問題となっています。
2015年(平成27年)8月には、同級生に「あいつはゲイだ」とバラされた一橋大学法科大学院の男子学生が、苦しみ抜いた末、転落死した事件も発生しています。
たった1人だけにアウティングをしたとしても、その人の秘密やプライバシーに関する情報はどんどん広がり、やがて不特定多数の人に知れ渡る可能性があります。また、信頼して打ち明けたにも関わらず、その人が軽い気持ちで周囲にアウティングしてしまうと、ときに生命を脅かす事態を引き起こすこともあるのです。
自分の何気ない会話や行動を振り返るとともに、アウティングをしない、させない、許さないという行動をとることが私たち一人ひとりに求められています。

タイトル:情報の大海原で おぼれていませんか?
インターネットが広く生活に普及した現在、私たちは情報の多くをインターネットから得るようになりました。
しかし、インターネットには、正しい情報だけでなく、デマや偏見に満ちた差別的な情報なども多く存在しているため、それらが無秩序に入り混じった様子は「情報の海」とも言われます。
インターネットで得た情報がデマだった場合、拡散することで人権侵害の加害者になる可能性があります。デマの拡散により尊い命が失われる事件も起こっており、一人ひとりが真偽を見極める力を身に付けることが大切です。
広大な情報の海原で、インターネットをうまく活用した豊かな情報化社会になりうるのか、膨大な情報におぼれたり流されたりする社会になってしまうのか・・・
大海原の航海のコンパスは、私たち一人ひとりが握っているのです。

タイトル:知らないうちに情報に踊らされていませんか
インターネットやスマホは、誰もが使いやすいように日々発展しており、自分の好きな情報や自分にとって都合のよい内容ばかりが表示されるようになっています。
そのため、自分と似たような意見や考え方を持つ人がつながり、共感しやすい環境となっています。
その結果、「自分と似た考えを持つ人が多いから、自分の考え方は正しい」と思い込んでしまったり、自分と異なる意見には耳を傾けなくなってしまうなど、知らず知らずのうちに考え方などが偏ってしまいます。
これは「エコーチェンバー現象」と言われ、近年、インターネットの急速な普及によって問題となっています。この現象に陥ってしまうと、多様な考え方を受け入れなくなってしまい、社会の分断を招くとも言われています。
エコーチェンバー現象に陥らないためには、自分とは異なる意見や考え方に寄り添うことが大切です。さらに「自分の考え方は偏っていないから大丈夫だ」と思わずに「自分もそうなるかもしれない」と日頃から注意することが必要です。
現在、新型コロナウイルス感染症が世界中で蔓延しており、フェイクニュースのように誤った情報や根拠のない噂などが多く出回っています。それに伴い、同和問題(部落差別)と同じように、偏見や思い込みによる忌避意識が広まり、誹謗中傷や嫌悪の対象とされるなど、いわれのない人権侵害が起こっています。
今、私たち一人ひとりに大切なことは、その情報が本当に正しいものかどうか見極めることです。そのうえで、助けあい、支えあう気持ちを忘れず、冷静に行動することが私たち一人ひとりに求められています。