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更新日:2025年2月28日
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市役所本庁舎と市立碩田学園に業務用燃料電池を導入し、令和2年3月31日に運転を開始しました。
大分市は、国際的な問題である地球温暖化の解決を目指すと同時に地域経済の発展を促進することを目的に、平成29年に大分市水素利活用計画を策定し、水素をエネルギーとして活用する水素社会の実現に向けた取り組みを進めています。
業務用燃料電池は、都市ガスから取り出した水素と空気中の酸素を化学反応させることで発電を行い、その際に発生する熱を用いてお湯を作るコージェネレーションシステムで、省エネやCO2の削減に繋げることができます。また、地震等の自然災害時にも活躍する分散型電源としてエネルギーセキュリティを強化させる効果も注目されています。
【業務用燃料電池の仕様・外観】
名称 | 3kW SOFC 発電システム |
メーカー | 京セラ株式会社 |
発電出力 | 3.0kW |
定格発電効率 | 52%(LHV 初期値) |
定格総合効率 | 90%(LHV 初期値) |
熱供給 | 75°C(発電システム本体出口) |
ガスの種類 | 都市ガス 13A |
寸法 | 幅 1150、高さ 1690、奥行 675 mm |
重量 | 375kg(乾燥重量) |
大分市役所本庁舎
大分市立碩田学園
【燃料電池の仕組み】
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