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更新日:2025年4月24日
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「2050年カーボンニュートラル」の実現のため、国においては、そのカギとなる「水素」社会の実現に向けて、さまざまな取り組みを行っております。
本市においても、大分市水素利活用協議会の設置や、大分市水素利活用計画の策定、各種補助事業の実施など、水素エネルギー導入推進のための取り組みを実施しています。
水素は利用時に水を排出するだけで、二酸化炭素や大気汚染物質を排出しないため、温室効果ガス排出量の低減にとって有力な方策の一つです。
水素は都市ガスやLPガスから取り出すことができるほか、電力を用いた水の電気分解などによりつくることができ、太陽光や風力などの再生可能エネルギー由来の電力でつくる水素はCO2フリー水素と呼ばれます。
平成29年に「大分市水素利活用協議会」を設立し、産学官が連携して、地球温暖化対策として有効な水素エネルギーの導入や、関連機器の普及促進を図り、また水素エネルギーに関連する産業や水素ビジネスの創出につながるよう、各種取り組みを進めております。
【大分市水素利活用協議会の様子】
地球温暖化対策として有効な水素エネルギーの利活用を促進し、併せて水素関連の産業振興、活性化を図っていくことを目的とし、「大分市水素利活用計画」を策定しました。
【大分市における水素利活用の将来像】
都市ガスやLPガスから取り出した水素を用いて、効率的に電気・熱エネルギーをつくるエネファームを設置した方に費用の補助を行っています。
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エネファームの仕組み | エネファームの効率 |
(関連リンク)住宅に再エネ・省エネ設備を設置した方に費用の補助を行っています
平成27年度から公用車として2台の燃料電池自動車(MIRAI(トヨタ))を導入し、環境に関連する各種イベントでの展示を行っています。
令和元年度から市役所本庁舎と大分市立碩田学園に業務用燃料電池を設置し、省エネやCO2削減の効果や分散型電源としての役割について普及啓発を行っています。
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市役所本庁舎 | 大分市立碩田学園 |