更新日:2023年12月7日
ここから本文です。
森林環境税および森林環境譲与税に関する法律が平成31年4月1日に施行され、令和元年度から都道府県および市町村に森林環境譲与税の譲与が開始されました。
森林環境譲与税は法令で使途が定められており、市町村は
(1) 森林の整備に関する施策
(2) 森林の整備を担うべき人材の育成および確保、森林の有する公益的機能に関する普及啓発、木材の利用促進その他の森林の整備の促進に関する施策
に要する費用に充てることとなっております。
市町村および都道府県は、森林環境譲与税の使途等を公表しなければならないとされています。
(関係法令)
〇 森林環境税および森林環境譲与税に関する法律(抄)
第34条第3項 市町村および都道府県の長は、地方自治法第233条第3項の規定により決算を議会の認定に付したときは、遅滞なく、森林環境譲与税の使途に関する事項について、インターネットの利用その他適切な方法により公表しなければならない。
令和元年度 | 33,012,000円 | |
令和2年度 | 70,152,000円 | |
令和3年度 | 71,263,000円 | |
令和4年度 | 93,558,000円 | |
令和5年度 | 93,558,000円 | (見込) |
大分市では、手入れ不足となっている未整備森林の解消に向けて、計画的に、現地調査や森林整備に係る手続きを行ったのち、切り捨て間伐や、除伐、倒木整理、境界伐開などの森林整備を総合的に進めていくこととしております。
また、担い手の育成事業や、木材利用促進事業などに活用することとしております。
大分市における森林環境譲与税の使途について、次のとおり公表します。
令和2年度にスギ・ヒノキの人工林のうち未整備森林と思われる森林の所有者に、今後の森林管理についての意向調査を行いました。
意向調査の回答結果をもとに、「市に管理を希望」しているもので、「境界が分かり、現地案内ができる」森林の現地調査を、令和2年度より順次行っています。現況調査は、植生木の育成状況・境界等を現地にて確認を行っています。
現況調査結果をもとに、森林所有者と協定を締結し、市が除間伐等の森林整備を行っています。
現況調査 令和4年度実績面積:32.95ha
森林整備 令和4年度実績面積:19.33ha 間伐、除伐
整備前 | 作業状況 | 整備後 |
侵入竹の伐採や、災害防止のため、自治会等が荒廃竹林を整備するために、竹粉砕機を購入しました。
小型粉砕機1台
大分林業アカデミー研修生に対する助成を行いました。
「緑の雇用事業」を活用し、研修生を育成する事業体に助成を行いました。
幼児・児童の親子をはじめ広く市民を対象に、木のおもちゃに触れる体験や木工ワークショップなどを通じて、木材への親しみや木の文化への理解を深めてもらうことを目的にイベントを行いました。
実施日:令和4年10月1日(土曜日)
実施場所:お部屋ラボ祝祭の広場
来場者数:約3,600人
木にふれあう場を提供するため、市産材を活用した大型木製遊具をこどもルーム2か所に、待合用椅子を地区公民館3か所に設置しました。
大型木製遊具:鶴崎こどもルーム、大在こどもルーム
待合用椅子:鶴崎公民館、大分東部公民館、大分西部公民館
大型木製遊具 | 待合用椅子 |
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。