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更新日:2025年1月10日
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災害発生初期段階における被災者救援体制の強化を図ることを目的として、大規模災害時に、外部からの救援物資等が供給できる体制を整えるまでに必要となる食料や飲料水、生活必需品等を地域の防災拠点となる施設に分散備蓄を行っています。
被災市や家庭等で備蓄している物資が数日で枯渇する一方で、発災当初に被災市で正確な情報を把握するのに時間を要すること、民間供給能力が低下すること等から、国は、被災市からの具体的な要請を待たないで、物資を調達し、被災地に物資を緊急輸送することとしています。
【発災後3日まで】各家庭・自主防災組織の備蓄を活用するとともに市と県の備蓄で対応
【発災後4~7日まで】 国のプッシュ型支援で対応 ※市からの要請は不要
【発災後7日~】 国のプル型支援で対応 ※市から必要品目を要請(状況が落ち着き次第、市での通常調達へ移行)
大分市地域防災計画に基づき、市内の最大避難者数を9万5千人(在宅避難等の避難所外避難者約2万5千人を含む)と想定し、主食、副食、飲料水、毛布、ブルーシート、マスクに加え、過去の災害等を踏まえ必要品目を設定しています。
また、大分県の「災害時備蓄物資等に関する基本方針」に基づき、食料・飲料水や毛布等の主要品目について、市と県双方で現物備蓄を行うとともに、協定に基づき市内業者が保有する物品(流通備蓄)を活用することで、発災後3日目までを対応することとしています。
(1)主食・副食・飲料水 等
発災当日 | 2日目 | 3日目 | |
自助・共助 | 公助 | ||
家庭内備蓄や自主防災組織の備蓄の活用 全体の1/3 |
現物備蓄の提供 | 流通備蓄の提供 | |
市 備蓄物資 全体の1/6 |
県 備蓄物資 全体の1/6 |
市・県の協定により調達 全体の1/3 |
(2)毛布・オムツ等要配慮者物資 等
公助 | ||
現物備蓄の提供 | 流通備蓄の提供 | |
市 備蓄物資 全体の1/4 |
県 備蓄物資 全体の1/4 |
市・県の協定により調達 全体の1/2 |
本市が地域防災計画に定める災害救援物資の主な備蓄目標・備蓄数は以下のとおりです。
種類 | 品目 | 対象 | 対象数(算定根拠) | 備蓄目標数 | 備蓄数 |
非常食関係 | 通常食(アルファ米/クラッカー、パン) アレルギー対応食含む |
全年齢 | 約94,500人 (94,500人×1.5食分) |
約141,800食 (年間35,450食ずつ更新) |
142,108食 (アルファ米97,000食、備蓄用パン等45,108食) |
副食(味噌汁、卵スープ) | 全年齢 | 約94,500人 (94,500人×1.5食分) |
約141,800食 (年間35,450食ずつ更新) |
142,400食 | |
お粥 | 1歳児 要介護3以上 |
約2,400人 (2,400人×1.5食分) |
約3,600食 (年間900食ずつ更新) |
3,600食 | |
粉ミルク | 0歳 | 約1,000人 (1人あたり1日1000ミリリットルの1.5日分) |
約1500リットル分 (毎年全量更新) |
約1,500リットル (アレルギー対応ミルク150リットル含む) 約115リットル(240ミリリットル×480缶) |
|
液体ミルク | 0歳 | ||||
使い捨て哺乳瓶 | 0歳 | 容量200ミリリットル/個 | 約7,500個 (年間1,875個ずつ更新) |
7,500個 | |
飲料水(ペットボトル) (食料/ミルク/飲用) |
全年齢 | 約94,500人 (1人あたり1日 3リットル×0.5日分) |
約141,800リットル | 約150,000リットル (2リットルペットボトル3万リットル分) (6リットル給水袋12万リットル分) |
|
避難所用給水袋 | 6リットル給水袋 20,000枚 | 21,000枚 耐震性貯水槽を活用し応急給水実施 |
|||
生活必需品 | 紙おむつ(子ども用) | 0~2歳児 | 約2,200人 (1人あたり1日8枚程度を2日分 ) |
約35,200枚 | 48,590枚 |
紙おむつ(大人用) | 必要者割合0.005 | 約500人 (1人あたり1日8枚程度を2日分) |
約8,000枚 | 12,072枚 | |
生理用品 | 10~54歳 女性の4分の1 |
約6,200人 (対象に4.2枚ずつを2日分) |
約52,000枚 | 63,966枚 | |
ウェットティッシュ | おむつ配布対象者 (2,700人) |
約2,700人 (1人あたり1個を2日分) |
約5,400個 | 9,360個 | |
トイレットペーパー | 全年齢 | 約100,000人 (1人あたり0.5巻) |
約9,000巻 (対象の1/6) |
9,120巻 | |
携帯トイレ | 全年齢 | 約100,000人 | 約100,000回分 (和式便座用の便袋分約30,000回分含む) |
約200,000回分 | |
和式便座用トイレセット | 小中学校および庁舎・支所+α | 100箇所分 (1箇所あたり5セットずつ) |
500セット | 1,000セット (別途、子ども用トイレを400セット備蓄) |
|
サージカルマスク | 全年齢 | 約100,000人 (対象に1枚ずつ) |
約100,000枚 | 約100,000枚 | |
消毒液 | 指定避難所 | 124箇所 (1箇所あたり4本ずつ) |
496本 | 500本 | |
資機材関係 | 毛布 (折り畳みアルミマット含む) |
全年齢 | 約70,000人 ※避難所外避難者を除いた数 |
約17,500枚 (対象の1/4) |
約20,000枚 |
災害用敷きマット (20mまたは2mカット) |
全年齢 | 約70,000人 ※避難所外避難者を除いた数 |
約17,500人分 (対象の1/4) |
約17,500人分 | |
調理器具 (ケトル/カセットコンロ/ガス3本) |
指定避難所 | 124箇所 | 620セット (対象に5セットずつ) |
655セット | |
防災ラジオ/拡声器 | 指定避難所 | 124箇所 | 124個 (対象に1個ずつ) |
132個 | |
LEDランタン | 指定避難所 | 124箇所 | 620個 1箇所あたり5個ずつ |
696個 | |
多機能トイレ関係 (水洗トイレ/手摺/テント/キャリア) |
指定避難所 | 124箇所 | 232セット (避難所の規模に応じて適宜配置) |
232セット | |
非常用電源 (カーインバーター/防滴コードリール) |
指定避難所 | 124箇所 | 232セット (避難所の規模に応じて適宜配置) |
232セット | |
授乳室等 (ワンパーソンズテント) |
指定避難所 | 124箇所 | 232セット (避難所の規模に応じて適宜配置) |
232セット | |
間仕切りパーテーション 等 | 指定避難所ほか | 124箇所 | 約1,100セット (避難所の規模に応じて適宜配置) |
約1,100セット | |
段ボールベッドおよび簡易ベッド | 指定避難所 | 124箇所 | 約1,100セット (避難所の規模に応じて適宜配置) |
約1,100セット | |
避難所標識(旗2種) | 指定避難所 | 124箇所 | 赤・黄それぞれ 124枚ずつ |
赤・黄それぞれ 124枚ずつ |
|
電池(防災ラジオ/ 拡声器/LEDランタン用) |
― | 必要数 | 単1 2,784本 単3 1,320本 |
単1 2,784本 単3 1,320本 |
|
ブルーシート | ― | 南海トラフ被害想定での半壊棟数 | 2,500枚 (対象の1/4) |
5,000枚 | |
アルミブランケット | ― | 必要数 | 必要数 | 20,000枚 |
すべての小学校区単位で備蓄箇所を確保・拡充するよう努めており、毎年備蓄箇所の拡充に取り組んでいます。
備蓄箇所:73箇所(令和5年度末時点)