更新日:2025年9月24日
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消防団ラッパ隊は、電話や無線が普及する以前、火災現場では大声だけでは指令を伝えることが難しく、ラッパの音を合図として隊員を集合させたり、進退を命じたりしていました。そのため、ラッパ隊は軍隊の喇叭(ラッパ)信号を参考にしながら、消防団の活動を支える重要な役割を果たしてきました。
現在では、通信手段の発達により実務的な役目は減少しましたが、ラッパ隊は消防団の伝統と誇りを象徴する存在として受け継がれています。本市消防団ラッパ隊は昭和54年に発足し、出初式をはじめ各種行事やイベントなどでの演奏を通じて、消防精神を広く伝え、地域住民との絆を深める大切な文化活動を担っています。