ホーム > 文化・スポーツ・観光 > 文化 > 展覧会情報 > コレクション展 > 第1期コレクション展/展示室2(前期)「狩野派の絵画」をご案内します
更新日:2025年5月1日
ここから本文です。
櫛田永養 《鷹図屏風》江戸時代前期
徳川幕府の御用絵師となった狩野派は、江戸時代を通じて、わが国絵画界の中心的存在でした。しかし、大藩の存在しない大分の地では、狩野派の絵師を抱える財源や彼らの活躍する機会に乏しく、その流派的展開はみられませんでした。
こうした中、中央の文化への志向から、大分の地へともたらされた江戸や京都の狩野派の作品は当時から貴重で、ここに紹介する帆足杏雨の生家「富春館」に伝来した狩野派の作品群は、今に伝えられた大変稀少な例といえましょう。その充実した内容と点数の多さに加え、杏雨や杏雨の師である田能村竹田が実際に目にしたものが多く含まれるという史料的価値の高さからも、特に評価されるコレクションとなっています。
本展では、富春館伝来作品を中心に、府内藩に縁深い、幕府御用絵師の狩野由信の新収蔵作品なども、あわせてご紹介します。
会期 | 令和7年4月16日(水曜日)~5月18日(日曜日) |
---|---|
開館時間 | 午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで) |
休館日 | 4月21日(月曜日)、4月28日(月曜日)、5月12日(月曜日) |
観覧料 |
一般310円(260円)、高大生210円(150円)中学生以下は市内市外を問わず無料 ※()は20名以上の団体料金 ※上記観覧料にてコレクション展(展示室1~4)をすべてご覧になれます。 ※特別展観覧料でコレクション展もあわせてご覧になれます。 ※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳提示者とその介護者は無料です。 ※コレクション展は「大分市美術館年間パスポート」がご利用できます。 |
会場 | 大分市美術館 常設展示室2 |
狩野典信《遊鹿図》江戸時代中期
狩野安信《達磨図》江戸時代前期
狩野常信《高士囲碁喫茶図屏風》(右隻)
江戸時代前期
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。
Copyright © OITA CITY. All Rights Reserved.