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更新日:2022年4月1日
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大分市歴史資料館 第39回特別展「源氏物語と大友吉統」チラシ表面(PDF:9,371KB)
大分市歴史資料館 第39回特別展「源氏物語と大友吉統」チラシ裏面(PDF:8,037KB)
今も多くの人を魅了してやまない『源氏物語』を題材にした、大分市歴史資料館所蔵の資料を余すところなくご紹介しました。その内、25枚の源氏物語絵については、本来は一双の屏風に描かれたものであり、本来の姿を想像できるように屏風の模型を製作して展示しました。
『源氏物語』は紫式部が平安時代に書いた、わが国古典文学の最高傑作で、中世には武家にも必須の教養として享受されていました。
大友氏第22代当主である大友吉統がしたためた「十二月言葉手鑑」は、『源氏物語』の手引き書(絵詞)に習い厳選された場面が見事に採用されています。
当館所蔵の25枚の源氏物語絵は、秀吉や家康の御用絵師として有名な狩野光信(1561/65~1608)の画風が色濃く残るものです。光信は巨匠・狩野永徳の嫡子で、織田信長や豊臣秀吉、そして家康をはじめとした徳川家の画用を歴代にわたり担った狩野派を代表する絵師の一人です。当館所蔵の源氏絵は、光信の画風の特徴を持った全国でも数少ない大変貴重なものです。
賢木【大分市歴史資料館蔵】
当館所蔵の源氏物語絵は本来、六曲一双の屏風に『源氏物語』本文全五十四帖から1場面ずつを描く「源氏物語五十四帖屏風」と呼ばれるものでした。今回の展示では、当館所蔵の源氏絵を中心に解体前の屏風を実物大に再現し、優美で雅やかなその威容を皆さまに体感していただきます。
『源氏物語』には数多くの個性豊かな姫君たちが登場します。この姫君たちの十二単を纏った艶やかな姿や平安絵巻の舞台である雅やかな屋敷の室礼は、延々と描き継がれてきた色彩豊かな源氏物語絵の魅力となっています。
初音【大分市歴史資料館蔵】
11月6日(土曜日)~11月28日(日曜日)
11月30日(火曜日)~12月19日(日曜日)
午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
11月14日(日曜日) 午後2時~
大分市歴史資料館 講座室
30人(申し込み先着順)
※変更の可能性があります。
展示解説には上記観覧料が必要です。
10月23日(土曜日)午前9時より電話(097-549-0880)にて申し込み順に受け付けます。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、上記内容について変更になる可能性があります。
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