更新日:2024年9月2日
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CKDの重症化予防のためには、一人の患者さんに対して、必要に応じてかかりつけ医(病診連携医)と腎臓専門医とが併診(診療連携)を行うことが効果的です。この併診を行う、大分市CKD病診連携システムが平成25年4月からスタートしています。
大分市は、人工透析患者の割合が高い水準にあることから、医師会や腎臓専門医の在籍する医療機関と協働し、CKDの発症予防や重症化防止のための総合的な取り組みを行い、新規透析導入患者の減少を目指します。
より良いCKD診療のため、かかりつけ医と腎専門医が併診(診療連携)して患者さんの治療を継続するものです。
<様式2(連絡票)>を患者さんが医療機関へ持参した場合は、保健所へご返信お願いします。
連携する際に、CKD手帳をご活用ください。 CKD手帳申込書(ワード:43KB)
【医療機関用】大分市CKD病診連携システム様式1~3(エクセル:48KB)
【 病診連携イメージ図 】
腎専門医 |
公的病院または準公的病院(医師会立病院)に在籍する腎臓内科医師 |
---|---|
日本腎臓学会の認定する腎臓専門医 |
|
大分市生活習慣病対策推進協議会で承認された医師 |
|
病診連携医 |
大分市CKD病診連携システムに協力いただけるかかりつけ医師 |
大分市CKD病診連携システム協力医療機関一覧(PDF:1,282KB)
大分市CKD病診連携システム協力医療機関一覧(オープンデータ)(CSV:20KB)
「腎専門医」および「病診連携医」の各医療機関は下記のステッカーが目印です。
かかりつけ医で再検査を実施の上、下記の1~5のいずれかに該当するもの
1 |
持続してeGFR 45ml/min/1.73平方メートル未満※40歳未満はeGFR60未満 |
2 |
3カ月以内に、30パーセント以上のeGFRの低下 |
3 |
持続して尿蛋白 + 以上 |
4 |
持続して尿蛋白(0.15~0.49g/ 日)かつ血尿が1+以上(尿蛋白定量検査が望ましい) |
5 |
2年以内に、30%以上のeGFRの低下 |
1~4「エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン2018」に基づいて作成
5「大分県糖尿病性腎症重症化予防プログラム」に基づいて作成
大分市CKD病診連携システムの紹介基準について(PDF:458KB)
CKDは現在、「薬物療法」「食事療法」「生活習慣の改善」を正しく行えば、病気の進行を遅らせることが可能になってきました。
しかし、自分だけの判断では、かえって病気を進行させたり、他の病気を発症させることがあります。
かかりつけの医師とよく相談を行い、希望を持って治療に取り組みましょう。
医療機関用<大分市CKD病診システム様式1~3>(エクセル:48KB)
大分市CKD病診連携システム協力医療機関一覧(PDF:1,282KB)
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